内容説明
癒されない悲嘆にもがきながら、同じ苦しみを味わう女性を一人でも出さないことを願って、声を挙げた世界各国の代理母たち。その「語り」は、巨大化する生殖産業下での商業代理出産のみならず、善意で行われたはずの無償代理出産の闇をも明らかにしていく…。
目次
戻れない血の契約(キャシー(カナダ))
人生最大の過ち(オクサナ(ジョージア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
匿名はもうたくさん―私はどのようにして複数回卵子ドナーに仕立て上げられたか(マギー(米国))
不完全な赤ちゃんを妊娠したら、使い捨てに(ブリトニー(米国))
知る権利なし(ナターシャ(ロシア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
哀しい家族のつながり―息子に再び会えるでしょうか?(オデット(オーストラリア))
私の代理出産が、悪夢になったとき(デニース(米国))
私は孵卵器(ナタリア(ロシア))エヴァ・マリア・バッヒンガーへの語り
利用されだまされ、経済的にも破綻して、打ちのめされた(ケリー(米国))
代理出産が家族をこわした(ロブ(オーストラリア))代理母のパートナー〔ほか〕
著者等紹介
柳原良江[ヤナギハラヨシエ]
東京電機大学理工学部共通教育群教授。1972年生。2003年早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。東京大学大学院人文社会系研究科グローバルCOEプログラム特任研究員、イェール大学客員フェロー(東大‐イェールイニシアティブによる)等を経て現職。専門は生命倫理学、科学技術社会論、社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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