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内容説明
障害、健常、在日、おとな、こども、老いた人、蠢く生き物たち…首都圏の底“見沼田んぼ”の農的営みから、どこにもありそうな街を、分解し、見落とされたモノたちと出会い直す。ここではないどこか、いまではないいつかとつながる世界観を紡ぐ。
目次
東京の“果て”で
第1部 胃袋と肛門(見沼田んぼ福祉農園のスケッチ;首都圏の拡大と見沼田んぼ―福祉農園の開園まで;灰の記憶―越谷市の三・一一)
第2部 地域と闘争(“郊外”の分解者―わらじの会のこと;三色ご飯と情熱の薔薇;まつりのようなたたかい―埼玉の権力の中枢で)
第3部 どこか遠くへ、今ここで(土地の名前は残ったか?―津久井やまゆり園事件から/へ;水満ちる人造湖のほとりから―相模ダム開発の経験と戦後啓蒙;「乱開発ゾーン」の上流で―見沼田んぼの朝鮮学校)
拠り所を掘り崩し、純化に抗う
著者等紹介
猪瀬浩平[イノセコウヘイ]
1978年、埼玉県浦和市(現さいたま市)生まれ。大学在学中の1999年から見沼田んぼ福祉農園の活動に巻き込まれ、そのうちに見沼田んぼ福祉農園事務局長になる。2007年から明治学院大学教養教育センター専任教員としてボランティア学を担当。NPO法人のらんど代表理事、見沼・風の学校事務局長などをつとめる
森田友希[モリタユウキ]
1989年、埼玉生まれ。2012年、明治学院大学社会学部社会学科卒業後、写真家としての活動を始める。2016年「TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD#5」グランプリ受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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