内容説明
障害者差別解消法を最大限に活用し、実のある法律として障害当事者、市民自らが育て鍛えていくための使えるQAブック、ここに刊行!
目次
第1部 障害者差別解消法の概要(障害者差別解消法の用語解説;差別をなくしていく仕組み;関連する法)
第2部 Q&A障害者差別解消法(移動・施設利用における差別と合理的配慮;情報保障;雇用・労働における差別と合理的配慮;教育における差別と合理的配慮;地域生活をおくる上での差別と合理的配慮;医療における差別と合理的配慮;政治参加における差別と合理的配慮;司法における差別と合理的配慮;所得補償や財産権についての差別と合理的配慮)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たっきー
9
仕事用の勉強として。いろいろ想定される状況に対してQ&A形式で解説されていて分かりやすかった。努力義務のところも多いから、今年から施行といっても差別解消がどれくらい進むかはまだ未知数。2016/05/21
くり坊
1
第3章「関連する法」のなかに1)権利条約と差別解消法の関係、という項目があり、以下のような一文がありました。「権利条約は、差別解消法などの法律よりも上位の国内法として位置づけられる憲法に次ぐ重要な国内法としての効力がみとめられています。」「差別解消法よりも権利条約のほうがさまざまな社会生活の場面について規定しているので、権利条約に照らして差別解消法を解釈適応してゆくことが重要です。」とありました。権利条約、勉強します!2023/05/31
Hidekazu Asai
0
障害者への合理的配慮や何をしたら差別とみなされるかわかります。障害者に接するとは、優しさ、だとか、思いやりではなく、 物質としての合理的配慮が「現実」に存在しなければ、その対応する側は「不当な差別」をしていることになる。 障害者の前進である。2017/12/17