内容説明
すべての人に知る権利を保障し、だれもが意見や情報をやりとりすることができるようにすること。だれも社会から排除されないようにすること。情報・コミュニケーションをめぐる日本社会の問題を整理し、将来の展望をみすえる。
目次
第1章 「障害ではない」ということ―社会のなかの「ことば」と「からだ」
第2章 言語という障害―知的障害者を排除するもの
第3章 「識字」という社会制度―識字問題の障害学(2)
第4章 情報保障の論点整理―「いのちをまもる」という視点から
第5章 言語学習のユニバーサルデザイン
第6章 言語権/情報保障/コミュニケーション権の論点と課題
著者等紹介
あべやすし[アベヤスシ]
1980年岡山市うまれ。2002年に山口県立大学の国際文化学部を卒業。2004年に韓国テグ大学大学院特殊教育学科の修士課程を修了(文学修士)。現在、日本自立生活センター非常勤職員(介助者)。愛知県立大学非常勤講師(前期のみ)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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