内容説明
食物を介して、世界は繋がっている!食べ物がたどってきた道は、世界各地の文化、交易、気候や地理と深い関わりがある。豊富な地図や写真とともに語られる、世界の食材と味わいの物語。
目次
動植物利用のはじまり(植物の栽培化;選ばれた3つの穀物―イネ、小麦、トウモロコシ ほか)
植物のグローバリゼーション(戦争、征服、交易による古代の伝播;近代の大きな幕開け ほか)
畜産物(人類を養う動物たち;集約的畜産の終焉に向けて? ほか)
飲み物(ワインとビール;度数の高い酒 ほか)
料理と味(味は世界共通でありうるか?;禁じられた食物 ほか)
著者等紹介
フュメイ,ジル[フュメイ,ジル] [Fumey,Gilles]
食物地理学者(ソルボンヌ大学、国立科学研究センター)
ラファール,ピエール[ラファール,ピエール] [Raffard,Pierre]
地理学者・地図製作者(フランス国際関係学院)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
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動植物利用のはじまり:植物の栽培化 選ばれた3つの穀物―イネ、小麦、トウモロコシ 食た者と野菜の故郷や山地 人間のふところに入った動物たち 植物のグローバリゼーション:戦争、征服、交易による古代の伝播 近代の大きな幕開け 産業の時代ーありあまる豊かさ枯渇の脅威へ 畜産物:人類を養う動物たち 集約的畜産の終焉に向けて 他)ミルクとチーズ・畜産の副産物 飲み物:ワインとビール 度数の高い酒 水・フルーツジュース・炭酸飲料 料理と味:味は世界共通でありうるか? 禁じられた食物 味覚と料理法の征服者 郷土料理2021/04/27
y
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図書館の新着リストで書名をみて借りました。素敵な地図を期待していたのですが、どちらかというと政治学的な印象を受けました。 著者がフランス系だからなのか、訳文が読みづらかったのと、補足説明が本文中に括弧書きで入っているので、なかなか内容が理解できず、自分の読解力を磨かねばと思いました。 せっかく大きい版なのに、地図がそれを活かしきれていない感じがして、個人的には残念でした。2021/04/07
近藤こたつ
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すごく面白いことを書いてあると思うんだけど、訳文がちょっと読みづらかったのと、難しかったのであんまり理解できなかった…2021/05/20