内容説明
ユネスコ無形文化遺産登録―秋田県の男鹿半島で行なわれている民俗行事ナマハゲ。年の節目、仮面を被り仮装をした異形の者たちは、なぜ村落を訪れるのか。そして、人々に何をもたらしてゆくのか。歴史を遡り、行事の細部にまで踏み込みながら、ナマハゲの原初形態を明らかにしてゆく。全国の来訪神行事も紹介。
目次
第1部 ナマハゲ(ナマハゲ行事;ナマハゲ伝説;ナマハゲ行事の変遷;秋田県内の類似行事)
第2部 全国仮面仮装の来訪神行事(ナモミとスネカ;アマハゲ;アマメハギ;アマメン;トシドン;チャセゴ;カセドリ;ホトホト・トヘイ・トノヘイ・コトコト・トビトビ;カイツリ・カユツリ;アカマタ・クロマタ;南西諸島)
著者等紹介
稲雄次[イネユウジ]
1950年生まれ。民俗学者。秋田経済法科大学法学部教授、国立歴史民俗博物館客員教授などを経て、現在は聖和学園短期大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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