- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
出版社内容情報
卑劣な犯人と忌まわしき記憶にロークは打ち勝てるのか?
ロークが殺人現場の
野次馬の中に見つけたのは
自らの過去を知る男だった――
公園で女性の死体が発見された。イヴが現場の捜査を指揮する間、ロークはふと目をやった野次馬の中に、自らの少年時代を知る男の姿を見つけ身を固くする。いまや恐るべき殺し屋となり、世界中の警察が血眼になって追うこの男が事件の犯人なのか? ロークに意図的に姿を見せた男の狙いとは? 忌まわしい過去に立ち向かうロークとともにイヴは殺人犯を追うが……
内容説明
公園で女性の死体が発見された。イヴが現場の捜査を指揮する間、ロークはふと目をやった野次馬の中に、自らの少年時代を知る男の姿を見つけ身を固くする。いまや恐るべき殺し屋となり、世界中の警察が血眼になって追うこの男が事件の犯人なのか?ロークに意図的に姿を見せた男の狙いとは?忌まわしい過去に立ち向かうロークとともにイヴは殺人犯を追うが…
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。J、Dは息子たちジェイソン、ダンの頭文字で、ロブはロバーツの短縮形。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
小林浩子[コバヤシヒロコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
29
女性が殺された現場で、ロークが父親を偏愛していた殺し屋を目撃するところから…あとはもうノンストップです。今回は最低な犯罪者ばかりで、もう裁かれてすっきり!いつも通りの早い展開にワクワクし、猫に胸を痛め、新しく登場した十代の少年の今後に期待し…。今回も裏切らない一冊でした。いつもは冷静な上司たちが熱く現場時代を垣間見せた部分がすごく好み♡2021/12/14
megu
12
今回はロークの過去に関するお話。ロークの少年時代を知る男、コッブ。彼はプロの殺し屋で、400人も手にかけているという。序盤で既に、犯人(コッブ)は判明してしまうので、その犯人を世界中の警察やロークが血眼になって追う過程が面白い。個人的にはサマーセットのルーティーンを垣間見られたところも良かった。そして何よりもラストの団結力が素晴らしい(*´ω`*)2021/12/10
じょじょ
7
今回も素敵な話だった。犯人はクズ野郎だけどまた絆が深まったみたい。ロークに素敵な家族が出来れば イヴにも家族が増える。二人が幸せになって欲しい。2022/06/29
kokorika
3
ロークの父を自分の父と思い込み敬愛し、暗殺者を生業にしている過去からの使者。 標的として狙われるロークやイヴ、彼の大事にしている人々。珍しくロークが動揺する場面や心配で眠れない場面もある。そんなロークを気遣い、犯人逮捕に邁進するイヴや仲間達。ロークとイヴのお互いへの理解の深さ、愛情が分かる一冊。 2023/08/23
サクラ
3
今回はロークの過去からの因縁相手。何百人も手に掛けている殺し屋がロークを狙ってきて…と、イブにとっても大変な捜査でした。でも今までの絆が有るためか、お互い喧嘩を避けて上手く前に進める姿に安定感が有りますね。ロークの悪夢があったりとロークにダメージがでたシーンが多く、いつもと逆でしたが、どこまでもロークの心を守るためのイブの言動が素敵。2023/07/28