内容説明
怪獣王“キング・オブ・モンスターズ”の座に就いたゴジラは、王の責務として領土の平定を続ける。スキュラの挑戦を退け、アムルックとベヒモスの諍いを調停し、“モナーク”の手に落ちたナ・キカを解放する。その闘争の日々の中で、垣間見える“好敵手”の正体とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
不識庵
6
人間ではなく、ゴジラ視点で物語が展開する。見た目に違わず重厚な思考の持ち主である。人間は生態系のバランスを崩す存在でもあるが、それでもゴジラの視座から見ると塵芥に等しく思えてくる。「身のほどをわきまえよ!」と言われているうちに、廉恥の精神を取り戻すべきだろう。ゴジラは時に荒ぶる神だが暴君ではない。2021/07/21
tt23836148
4
素晴らしいアート。コミックでも怪獣同士の迫力あるバトルが愉しめるとは思ってもいなかった。現在入手困難なのが残念。2024/08/05
fap
0
地獄の名前か天使の名前かわからんかったが、意外と理性があった模様。 本能的にバランスを取ることが目的なのかな。 そして定期的に大地の回復具合を巡回して確認する、と。 アメリカではすでに怪獣王が文化として根付いているようである 2021/07/16