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内容説明
タイムズスクエアのシアターでクラシック映画の上映中に女性が殺害された。用意周到に練られた計画的な犯行だとみたイヴはすぐさま捜査を開始するが、彼女のもとを訪ねてきた人気小説家から、事件の被害者や犯行手口が自分が作品内で書いたものと酷似していること、さらにこの事件は二件目であると告げられる。作者を挑発するかのごとく殺人を重ねる犯人の真意とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
31
「悲しみのイレーヌ」を読んだ直後だったので少々鼻白んだものの、ピエール・ルメートルに感じていた怒りがこちらではすっきり。商業的だとかアメリカ的だとか、女性視点だとかなんといわれようとも、モノのようにただ女性が蹂躙される小説にはうんざり。今回も活きの良い女性がたくさん登場して、楽しかった。さあ、次作へGO!2020/03/10
ベルるるる
27
事件というか犯人がちょっと哀れになってしまってイマイチ楽しめずに読了。 大好きなサマーセットが登場しなかったのも残念。 一番愉快だったのは、フィーニーがロックスターに会えずにイブにあたる場面。 47冊もシリーズを読み続けてきたけど、フィーニーがこれほどロック好きだったとは知らなかった^^ 2019/10/26
☆kubo
17
厚みがあるけどサクサク読めた。今回はラストまで犯人が出てこなくて、捜査するイヴ目線でストーリーが進行します。フィー二ーがファンのロックスターに会えなくてイヴに詰め寄る所と、ベラの前で悪い言葉を発してしまうイヴが面白かった。2020/02/23
Naoko Takemoto
13
さすがヴィレッジブックス。時折入る夫婦の濃い~なんとやらを織り混ぜたアメリカン刑事ドラマをしこたま観賞させられた気分。ふと興味をもって手にした47作目のイヴ&ローク。確かに完全無欠のカップルやん。でも、ストーリーとしてはどうかなあ..本の厚さにそぐわない中身のなさだったような。過去書は追わないかな。で、この物語はいつの設定?2030年ぐらいの話かな。2019/12/10
みるて
6
購入済 読了 イブ&ローク 第47弾2019/08/16