内容説明
結成以来、世界最強の呼び名をほしいままにしてきたアベンジャーズ。幾多の強敵を退け、数多の修羅場を潜り抜けてきた彼らだったが、ついに終焉の時が訪れる。何の前触れもなくアベンジャーズを襲う悲劇の数々。その真相を知った時、彼らは苦渋の決断を迫られる。果たしてアベンジャーズは存続させるべきなのか…。アベンジャーズの歴史に一つのピリオドを打った話題作が満を持して登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
21
「友人だった彼女は忘れてくれ。今だけは忌まわしき過去を引き摺る、孤独なミュータントを思い描くんだ」。積読消化。死んだ筈の男の自爆が、束の間の平穏を謳歌していたアベンジャーズマンションを揺るがす。アントマンが爆散し、狂えるビジョンの機械の身体をシーハルクが引き裂き、ハンク・ピムは瀕死の妻に頭を垂れる。余りに苦い真相が明らかになる時、集結したメンバー達の降す決断は・・・。のちの大いなる飛躍を促す事になる、「アベンジャーズ」500号記念にして血塗れの顛末でファンに冷水を浴びせた大変な意欲作(以下コメ欄に余談)。2020/04/26
杉浦印字
1
大雪崩のように悪化し続ける事態から目を見張る真実、しんみりした幕引きまですごい完成度。全くアンハッピーな1冊なので今まで邦訳されなかったのもむべなるかなだが、ベンディスの語り手力が活かされた価値ある巻。2019/05/07
ハハハ
0
衝撃的な作品。最後の思い出語り合うところは素晴らしい。2023/07/29
fap
0
ヒーローの打たれ弱い一面が見えました。 ヒーローたちは精神防御ヘルメットを標準装備するべきだ。 アベンジャーズを仕切り直すための前段階として解散する話を逆算して入れたらしい。 経緯はさておき、解散させるための手段がなんというか力技でアメリカン。 ここまでやらないとチームが壊滅しない現状が逆説的に彼らの強さを物語っている。 2019/09/07
Akira Tategami
0
https://twitter.com/LionGAOH/status/11584693137595678722019/08/06