内容説明
1910年、火星人の侵略から倫敦を守り抜いた怪人連盟。だが、その代償は大きかった。ジキルとグリフィンが命を落とし、ネモ船長が去った今、残るはミナ・マリーとアラン・クォーターメイン・“ジュニア”のみ。不死なるオーランドーの助力を得た二人は、破滅をもたらすとされる「ムーンチャイルド」の誕生を阻止すべく動き出す。それが、一世紀にも及ぶ長き戦いになるとは知る由もなく…。1910年、1969年、2009年と三つの時代を舞台に、怪人連盟と希代の魔術師の死闘を描く、鬼才アラン・ムーアの代名詞たる長寿シリーズ、堂々の第三弾登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hikarunoir
9
印象を意図的に一新しているが「ブラック・ドーシェ」が先に翻訳されるべきだったからなのかも。しかもまだ続き、印象はテンペストで更に変わるかも。2019/06/25
garth
7
ジェリー・コーネリアス登場。ほかムーアのSF趣味炸裂の巻2019/02/10
留々家
1
邦訳の前2作と比べると、誰が何やってるか分からなくて面白くなかった。カーナッキとかは何となく知ってるけど…2024/06/22
モスラ
1
やっぱり後半は未訳の『BLACK DOSSIER』読まないとよく話がわからないな~。ラスボス怖い。怖いのわかる。あれは怖い。すごく怖い。あれをラスボスにもってくるムーア先生やっぱりすごい。「世界の東西南北は私のコンパスで決まる 地震と茶会を催し……蜜蜂の知恵を知る」あとノートンがマグワイアの『HERE』している。2021/11/12
junne
1
シリーズ第3作。これまではビクトリア朝時代を舞台にしていたのだが今作では1910年、69年、2019年と世紀をまたいで活躍。特に69年のあたりはロックファン必見ですよ2021/01/31