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内容説明
ドゥインターとのある約束を果たすため、ロークの所有する洒落たバーに現れたイヴ。慣れない雰囲気に居心地の悪さを感じていたそのとき、同じ店にいた女性レポーターが腕から大量の血を流して倒れ込み、数分後に息を引き取った。目前でおこなわれた殺人に強い怒りをおぼえたイヴはすぐさま捜査を開始するが、「ゴシップの女王」の異名を取る被害者の裏の顔が徐々に明らかになり…。
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。J、Dは息子たちジェイソン、ダンの頭文字で、ロブはロバーツの短縮形。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
中谷ハルナ[ナカタニハルナ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まいごん
28
イブ&ローク シリーズ46作目。今回も安定のおもしろさ。600ページの厚さが気にならないほどテンポ良く、犯人は途中で予想出来ましたが、それでも十分楽しめました。いつか時間を掛けてシリーズ読破したいです。2019/03/31
ベルるるる
28
被害者は殺されて当然というような悪質なゆすり屋。そして使いきれないほどのお金や宝石を貯めて貯めて貯め込んでいる。それでもゆすりは止められない。人の秘密を知るって蜜の味なのかな。サマーセットが旅に出た。サマーセットに春が来た?? サマーセットが自分の父を殺したと気が付いたローク。二人の会話がいい、とってもいい。 2019/02/05
雑草(仮)
8
これまで殆ど手を付けたことのないジャンル、海外のサスペンス物が読みたいなーと思い、タイトルに惹かれて購入した。まさかの人気シリーズの最新刊だった。表紙隅のシリーズ名と巻数にも気付いてなかった。イヴとローク、共に過去に傷を抱えた二人が互いを信頼し、支え、愛しあう姿は優しく頼もしかった。けれど長期のシリーズみたいだから、これまでどんな紆余曲折を経て、彼女達の関係が進展してきたのかとか、すごく気になった。面白かったので、のんびりペースで1巻から追ってみようと思う。2019/01/14
Sae
6
シリーズで巻を重ねるごとに、きちんとじわじわ人間関係というか、感情に変化が加えられているところがいいと思う。2019/04/21
サクラ
4
今回は被害者に全く可哀想と思うことが無かった…。人格障害レベルの最低女だったので。彼女に脅されていた人々の過去を知るたびにイブもロークも過去を思わざる得ないのが辛い。サマーセットの秘密がロークに証されるのはここでかぁと。だまり続けたイブの思いもサマーセットには通じてました。家族になっていますね。お疲れのマクナブを思いやるピーボディも可愛かった。大切な人を思うなら、正しく行動しないといけないなと思わさせてくれる一冊でした。2023/07/02