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内容説明
1月のある午後、セントラルパークのスケート場で銃撃事件が発生した。3人の被害者はいずれも1発の銃弾によって命を落としており、その射撃の正確さと犯行に使われたと思われる長距離レーザーライフルから、犯人は警察か軍の関係者と推測し、イヴたちは捜査を開始する。やがて、男と少女の二人組が捜査線上に浮上するが、彼らを追う警察を嘲笑うかのように第二、第三の銃撃事件が起きてしまう…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
33
すごい疾走感!いやはや、映画一本見た気分。この作家すごいなあ、と思うのがまさにここ。無駄がないというか、無駄に見えるものまで流れに乗っているというか、包括感と言うか…。16年出版ですが、17年のラスベガス銃乱射事件を思いだしていたら…昨日朝っぱらからSNSでアメリカの友人らが選挙でなく銃規制で騒ぎはじめ…今度はLAだよ…。イヴが現場で仁王立ちになる画像、が頭にはりついてしまった。守る側が悪魔になる。その構図はLAの件でも顕著。この問題はもっと取り上げるべきだと思う。久々にクラックがでてきてほっこり。2018/11/10
ベルるるる
25
サマーセットがロークに、「何も言うな、坊主」「私は大丈夫だよ、坊主」と言った場面で、胸がいっぱいになってしまった。いつも丁寧な言葉でロークと話しているけど、心の中では、子供の頃のロークなんだね。親と一緒だね。2018/08/23
まいごん
19
冒頭の殺戮シーンから引き込まれた。600ページ超えだが飽きることなく、テンポの良い映画のようで楽しめた。2018/06/06
☆kubo
12
今回も安定の一気読み。ロークも素晴らしいプログラムを作ったりして活躍してます。新しいワークステーションがあっという間に完成して喜んでるイヴがかわいい。次は寝室の模様替えとか。度々話に出てたベラの1才のお誕生日パーティがやっと見られました。2019/04/07
いっちん
11
【イヴ&ローク44】毎回本当にいいなと思う。今回も怪我はしたものの犯人を無事に逮捕できてよかったな。普段はいがみ合ってるサマーセットとのやりとりも楽しくていいけど本当は思い合ってるのがわかる。ロークとイヴの関係もとても良好だし、イヴは周りの人を自分から友達と認めていてじわっとくる。2018/08/11