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内容説明
2060年が終わりを迎える冬の朝、舌を切り取られた敏腕女性弁護士の絞殺死体が発見された。事件現場の壁には“あなたをおとしめようとした被害者に罰があたえられた”という犯人からイヴへのメッセージが残されていた。徹底した手口の犯行に容疑者の特定は難航し、間を置かずして第二の殺人が起きてしまう。やがて犯人の異様な妄想はエスカレートし、その魔手はイヴの周囲にまで迫ろうとしていた…。
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
中谷ハルナ[ナカタニハルナ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベルるるる
27
ベラがイブの大切なダイヤモンドを口に入れて、自分のモノにしようとする場面が一番好きだった^^それを必死に取り返そうと奮闘してるイブもかわいかったし。2017/04/10
たまきら
26
あはは、前作終って、まだクリスマスシーズンの今作。イヴへのプレゼントとばかりに、彼女が依然事件でかかわった人々が殺されます。過去に出てきた人たちはあまり覚えていなかったけど癇癪持ちの不細工大男カメラマン&超美女というカップリングがおかしかった。また出てきてくれないかなあ。地道な捜索も面白いけれど、「セレブ」である彼女に寄せられる奇妙な感情は、ある意味作者も体験しているのでは?と思わされるほどリアリティがありました。今回は最後の緊迫感が半端なかった!安定の面白さで、さあ次へ!2017/09/25
☆kubo
11
ナディーンが襲撃されるとこはハラハラした。まさかこれで退場じゃないよね?って。イヴの心配メールのおかげで助かって良かった。犯人の妄執は理解できないが、たくさんのそういうメールを読んでウンザリしてるとこは面白かったが、実際作者も貰ってそう……2017/04/12
イヴ@乗馬に夢中
6
読了 イブ&ロークシリーズ41 久しぶりドキドキした。サスペンスは早い展開で引き込まれる。 何より、イヴとロークの甘々な感じが好き。イブの友達や殺人課の仲間との絆が丁寧に描かれていた。イブ、周りからどれほど愛されているんだよ~。イブ、よかったね。心から思えました。やっぱ、JDRobb様、最高です!! 次回作は5月。2017/02/17
サクラ
5
もうすぐ新年という時にイブを真の友と呼びかけるメーセージと殺人が…。イブに憧れて同一視した犯人が中々絞れず動きの少ない作だった感が。いつの間にか沢山の大事な人が出来ていたのねと過去作を振り返る巻だったかも。犯人は気持ち悪い(芸能人の苦労が忍ばれるかも)言い草だったけれど、自分を見てくれる人がいると思えないとこうなるのかな…。だからこそ過去を乗り越え続けるイブの高潔さやタフネスに惹かれる。それこそがこのシリーズの魅力かも。2023/06/15