ヘルボーイ:地獄の花嫁

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  • サイズ B5判/ページ数 198p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864913225
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

1944年12月23日、スコットランド沿岸の小さな島で、怪しげな儀式が執り行われた。戦況逆転を狙うナチスドイツの「ラグナロク計画」である。得体の知れぬ怪僧ラスプーチンを頼ってまで実行された計画の目的は、世界を混沌へと追いやる龍神オグドル・ヤハドを解き放つ力を地獄より召喚する事だった。果たして計画は成功した。島を遠く離れたイングランド中部のイースト・ブロムウィッチに一匹の悪魔が姿を現したのだ。計画を察知していた連合軍特殊部隊は、逸早くその幼い悪魔を保護し、こう名付けた。「ヘルボーイ」と…。

著者等紹介

ミニョーラ,マイク[ミニョーラ,マイク] [Mignola,Mike]
1960年9月16日カリフォルニア、バークレー出身。カリフォルニア工芸大学卒業後、マーベルコミックスでインカーとしてデビュー。編集者兼アーティストのアル・ミルグロムの勧めでペンシラーに転向した。1989年、DCコミックスで発表した『バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト』で、一躍、注目の的となった。1993年、ダークホースコミックスより、初のオリジナルキャラクター「ヘルボーイ」を発表。トップアーティストの座を揺るぎのないものとした

コーベン,リチャード[コーベン,リチャード] [Corben,Richard]
1940年10月1日ミズーリ出身。アニメーターとして働いた後、アングラコミックの世界に入り、1970年からは、ホラー専門のウォーレンで数々の作品を発表し、世界的な名声を得た。フランスのSFコミック誌『メタルユラン』でも活躍し、映画『ファントム・オブ・パラダイス』のポスターを手がけるなど、活動の場をさらに広げた。21世紀に入ると、マーベル、DCといったメインストリームの出版社でも活躍。2012年には、長年の活動を認められ、アイズナー賞のホール・オブ・フェイムにも選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

61
究極のマッチョが、ホラーを粉砕していく…だからだろうか?モンスターを退治した後のヘルボーイの憂鬱は?メキシコ!マットの上の死闘はまさしく彼の闘いそのものがショーアップされた現状を象徴的に描きだしたかのようだ。そうかといえば、作者の考える吸血鬼!その吸血鬼が産み出したモンスターとの対決は、モンスターの持つ純粋性によって決着はつかない。エイリアン!なんぼのもんじゃい!取り残された牛男は物語からの距離を感じさせる。ヘルボーイの向かう先に在るものは…果たして?2017/02/01

ノロヒトシ

2
祝、第1期完訳!三つの版元を渡り歩いて判型も背の色も揃ってないけど、関係各位の偉大な功績であることに変わりはない。2017/02/04

らい

1
アスモデウスさんかわいそう。2017/03/01

杉浦印字

1
近年のミニョーラの乾いたというか達観したムードが強く出て、全部丸くハッピーエンドといかないビターな味わいの強い短編集。ミニョーラの作画は8ページと物足りないけど、R.コーベンの一見古いようで異様に丁寧で愛嬌もある画が印象的。2017/02/12

flatscan

0
短編集。多彩な内容。ヘルボーイの世にも奇妙な物語。作画はミニョーラではなく、複数のアーティストによる(アメコミにはよくあること) ストーリーはミニョーラ作で安心。ミニョーラ自身が描いた「ウィッティア家の遺産」の他、本人によるイラストも収録されていて楽しめる。「眠れる者と死せる者」の雰囲気は良かったし、「バスター・オークリー、願いを叶える」のラストの嫌感の雰囲気も好き。ミニョーラの画ではこうはならない、たぶん。にしても、何故ヴィレッジブックスは、解説や注釈を別紙で添えるんだろう…。失くしやすいだろうに…2020/06/20

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