内容説明
歩く大量破壊兵器とも呼ぶべき超人類の権利を制限する超人登録法。合衆国の安寧を願うアイアンマンは、かつての戦友達との対立を承知でその成立に奔走する。仲間達からは裏切り者と謗られ、多くを失いながらもなお、彼が法案成立に寄せる思いとは何なのか。最大の盟友であり、今や、最大の宿敵となったキャプテン・アメリカとの邂逅を通じて、鉄の鎧に秘められたトニー・スタークの胸の内が今、明らかになる。君はどちらに付く?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
1
たとえ宇宙生命体であっても最後は素手の殴り合いで決着をつける展開がマーベルユニバース。 混沌化した内戦が会話で終わるはずもなく、殴り合っても解決はせず。 最悪を回避せんとする者と、理想を追い求める者はどこまで行っても平行線だった。 2019/05/11
flatscan
0
読む順番を間違えた。これ、シビル・ウォーの後日談だわ。 本編読む前に、先に結末を見てしまった。しまった。内容は、ひたすらトニーとキャップの確執。結局物別れ。後半はトニーに対する周囲の無理解をこれでもかと描く。最後のエピソードでは、トニーの抱いてきた危機感、焦燥感、使命感が本人の独白で綴られる。黙示録的。にしても最後社長が可哀想になってくるわ。闇落ちしかねん(そもそも、なんでキャップがそっちにいるんだっていう。合衆国に背くならまずそのスーツ脱げや) 本編読んでトニー嫌いになった人は、是非これを読んで欲しい。2019/08/30