MARVEL
アメイジング・スパイダーマン:シビル・ウォー

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  • サイズ B5判/ページ数 1冊(ペ/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864912716
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

愛する家族を守るため、頑なに一匹狼を貫いてきたスパイダーマン。しかし、今やアベンジャーズの一員となり、アイアンマンことトニー・スタークの右腕となった彼は、かつてない安らぎを感じるようになっていた。共に戦う仲間の存在は、こうも心強いものなのか。だがしかし、一つの悲劇が安寧の日々を吹き飛ばす。過酷すぎる現実を目の前に、彼は、自らに誇れるヒーローであり続ける事ができるのか…。シビル・ウォーのもう一人の主人公とも言うべきスパイダーマンの激動の日々を克明に追った長編ストーリー。君はどちらに付く?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吉田あや

57
1人で孤独に戦い続けてきたスパイダーマンが、アベンジャーズの一員となり、はじめて共に戦う仲間がいることの歓びと、その存在の心強さに安らぎを覚える。そんな幸せは束の間に、あらゆる超人がマスクを外し、個人情報を公開して政府に登録するという法を執行。従わないヒーローは等しく「悪人」として扱われ、囚われる…。なんて悪法。ヒーローもそれぞれ、いい面も悪い面もあり、被害を及ぼさないとも限らない。でも、手の平を返すように渦巻く負の感情は何度読んでも辛い。平等であること、平和であることは難しい。2018/06/21

HARD SEVEN

5
キャップの「no,you move」のいきさつが見たかった。大変濃厚な読み応えだった。圧倒的にキャプテンよりに描かれていてフェアとは言えない今作だが、一読に値する。アメリカの理想と現実が、鋼が軋むようにねじれ、ぶつかり合うような作品。我が国のヒーロー作品「僕らのヒーロアカデミア」をテレビで目撃して、私たちのヒーローは誰かを守るために戦うことには躊躇いがないが、「力」そのものの在り方について答えなき思考を、苦悩をそもそもしないなと思う。今作のスパイディは社会で生きる一人の人間として超パワーもつヒーローとして2016/05/29

アン・シャーリー

2
「我々は賞賛や結果などに関係なく、自分の信念のためにこそ立ち上がらねばならない。そしてこの国は、それを第一の原理として建てられたのだ。群衆や新聞やあるいは世界中から"そこをどけ"と言われたならば、真実の川の岸辺に生えた木の如くに立ち、世界に向けてこう言ってやれ……おまえがどけ」2017/07/19

flatscan

0
シビル・ウォーの最中に、スパイダーマンことピーター・パーカーが、何を考えどう行動したかを丁寧に描く。シビル・ウォー本編でがっかりした自分が読みたかったのは、こういう話。ピーターは途中、賛成派から反対派へ鞍替えするが、このことで各陣営の様子も描かれており、内容的にバランスの良い構成になっている。しかも、ピーターとキャップが話をする中で、キャップがどういう思いで登録法反対派となったかを語るシーンがあり、その点でも、貴重なエピソード。ただ、キャップの主張は「国家=私」「私が気に入らないからぶっ壊す」極端だなあ。2019/10/19

fap

0
足利尊氏を思い出す。 洗脳されているわけでもないのに二つの陣営に別れての戦い。 法と無法と言う二元論ではなく、身近な幸せを求めるがゆえの振り回されっぷりに同情する。 そしてこの引きはずるい。 2019/04/27

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