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内容説明
寒風吹きすさぶ11月のニューヨーク。会計士マータ・ディキンソンは首を折られ、無人のビルの外階段に打ち捨てられていた。現場は単純な強盗殺人のように偽装されていたが、捜査線上には不審な金の流れが浮かんでくる。被害者は見てはならない数字を見てしまい、口封じに殺されたのだろうか?イヴはロークの助けを借り、ビジネス界の大物たちに接触を始めるが、彼女の命をねらう刺客が迫り―
著者等紹介
ロブ,J.D.[ロブ,J.D.] [Robb,J.D.]
ロマンス小説の人気作家、ノーラ・ロバーツのもう一つのペンネーム。1950年、メリーランド州シルバースプリング生まれ
青木悦子[アオキエツコ]
東京都生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
21
毎回同じことを書くのもなんですが、安定した面白さです。このままドラマになります。今回も細やかな捜査の部分が面白い。様々な人間の生き様が紹介され、親の金を使って仕事をしている男の子たちや、生き生きと働く女性たちなんかも楽しいです。色々お笑い要素も楽しいのですが、個人的には看病で疲れ切ったママのためにイヴがやった行為が最高でした。うちの娘が癇癪起こした時にやってもらいたいわ~。2016/07/20
ベルるるる
18
サマーセットやトリーナとのお約束ネタが大好き。2016/01/04
寧々子
10
あんまり緊迫感がなくて面白みに欠けました。 事件とは別に楽しませてくれるサイドストーリーとなるイヴとロークの夫婦仲は円満、イヴとサマーセットのホワイエ対決も形だけ、イヴファミリーも安泰なので、刺激に欠けちゃってるんですよねぇ~ そんな中で起きた事件もなかなか犯人を絞り込めないと思っていたら、急にアッサリと絞り込んで事が進むので拍子抜けしてしまいました。 事件そのものに華がなかったのかも~ イヴが襲撃される場面だけはヒヤヒヤしましたが・・・2017/08/17
いっちん
10
【イヴ&ローク37作目】今回の事件はけっこう入り組んでいて話についていくのが大変だった。殺人犯の全貌がなかなか明らかにならなかったし…その間に数人の被害者も。そしてサマーセットとイヴの玄関での対決を久しぶりに見れて嬉しくなった。今回もイヴの友達の登場が少なかったので次作はもっと絡みがあるといいな。2016/02/12
☆kubo
9
いつもながらの安定感。イヴは自販機には屈服してたんですね(笑)犯人逮捕の辺りは今回はあんまり捻りもなかったけど、(酔っ払い女の乱入はあったがw)奴のせいでせっかくのプレミアのシーンがなくなっちゃって残念!トゥルーハートの成長は感慨深いです、捜査官試験頑張れ。2016/05/28