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内容説明
ノルマン人に征服されようとする１１世紀イングランド。無敵の騎士ロイスは、今もなお抵抗を続けるサクソン貴族の城へとやってきた。城を守るレディ・ニコラは、女神のような美貌とともに投石器の名手として広く知られており、何人もの大男を撃退している。王の褒美として彼女を連れ帰るよう命じられていたロイスは、傷を負いながらも城を制圧するが、中にいたのは赤ん坊を抱いた修道女だけで―
著者等紹介
ガーウッド，ジュリー［ガーウッド，ジュリー］ ［Ｇａｒｗｏｏｄ，Ｊｕｌｉｅ］
ミズーリ州カンザスシティ生まれ。１９８５年のデビュー以来、数々のヒストリカル・ロマンスやロマンティック・サスペンスを発表。その多くを『ニューヨーク・タイムズ』のベストセラーリストに送りこみ、人気作家として不動の地位を誇っている
細田利江子［ホソダリエコ］
英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
20
この人の描く男子はまさに好みです。巨漢、マッチョ、真面目、そして…正統のハンサムではないところも。今回の女子もまさに好み。父親、兄、夫といった男性への服従がマストな戦国時代において、短絡な兄の不在のなか城館を自身の力（投石器の名手！）で守り男子をドカンと打ち据えるところなどまるでダビデとゴリアテ。超美女なのに全く自覚がなく、癇癪持ち。大笑いしつつ楽しめるお話でした。…伏線が少々回収されていないところが気になりましたが。細かいエピソードを含め、ほんわかできるロマンスです。2016/03/26
イヴ＠乗馬に夢中
19
チェックメイト！ええわ～。ジュリーさんの作品はハズレってないの？今回はノルマン人とサクソン人の戦い、敵どおしの恋。ヒロイン、ニコラは投石名人wwヒーロー、ロイスがとにかく良い！！兄弟、部下、民、赤ちゃん、年配の人、優しい！！ヒロイン以外に優しい。いやーヒロインにはめっちゃ説教するけど、面白くて面白くて。説教中のヒロインの態度は爆笑できます。ロイスが壊れたチェスの駒を必死に作ってる所はもう、たまらんね。とにかくメロメロなのよ。ロイスが本当に良かった。癇癪起こして八つ当たりしないしね。 2018/08/26
Miyuki_fsog
17
ヒロイン･ニコラは投石器の名手…どんなに男勝りな女性かと⁉しかし、彼女はヒーローが一目ボレするほどの女神のよーな美人ちゃんでした♪ そしてヒーローは無敵の騎士…そんな彼がヒロインの兄の赤ん坊を抱いてあやして寝かしつけて‼の姿には微笑まずにはいられませんでした❤2017/06/16
Nami
12
ヒロイン ニコラが凄くかっこ良かった♪誰もが見惚れる美人で、優しくて賢くて、武器まで使える。でもって面白い(≧∇≦)ヒーロー ロイス たくましく、誰に対しても思いやりがあって凄く優しい♡ニコラとロイス共に頑固で負けず嫌いなので、衝突ばかりしてて、その2人のやり取りが面白かった。そんな従順でないニコラだからこそ愛してるロイスが素敵❤️ガイは、最初悪役だったけど本当はどっちだったんだ？サーストンはどうなった⁇ちなみにロイスって何歳なんだろう？面白かったけど、スッキリせず終わってしまったような...。2016/10/14
サラン
10
★4 2人の会話にモヤモヤ。会話の内容よく理解出来ないとこが多々あって全体にボンヤリした感じで読了。私の読解力の無さが‥ニコラ側で読むと戦士の夫は自分を部下扱いで何でも夫に従えという考えの融通効かない人でイライラするしロイス側で読むとニコラの鬱陶しさにイライラするし。話中好きなシーンはノルマン人の騎士に褒美として与えられるはずだったニコラが反対に夫を選ぶ側になった時に迷わずロイスの所へ行き「チェックメイト」と言う所。忍耐強いロイスだからこそニコラを受け止められるんだろうね。赤ちゃんの扱い方も優しくて良き2020/10/09
