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内容説明
アウター・リムに位置する惑星エリアドゥの由緒正しき一族の末裔にして、銀河帝国初代モフの称号を与えられた孤高の総督、ウィルハフ・ターキン。彼は辺境の惑星から、いかにして帝国の階級ピラミッドを駆け上がり、最大級の実力者に成り上がったのか―。グランドモフ・ターキンのルーツが、いま明らかになる!新たな正史を刻むスピンオフ小説第2弾。
著者等紹介
ルシーノ,ジェームズ[ルシーノ,ジェームズ] [Luceno,James]
精神医療助手、スタジオ・ミュージシャン、アドベンチャー旅行調査員、大工として生計を立てていたが、1980年代から大衆小説を書き続け、ニューヨーク・タイムズでベストセラーにランクインした数多くの『スター・ウォーズ』シリーズ小説を執筆。現在はメリーランド州アナポリスで妻と末の子とともに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
future4227
41
『ダース・プレイガス』の続編みたいだなと思ったら作者が同じだった。どうりで。『ダース・プレイガス』でもターキンの名前がちょっとだけ出てたし、パルパティーンが権力を握るまでの世界観は細部に至るまで整合性がバッチリなので、続けて読んだ方が良かったかも。今更だけど。ターキンって冷酷無比なだけの計算高い奴と思ってたけど、実はなかなかのキレ者。頭も良く、パイロットとしても、軍事戦略家としても、政治家としても一流の才能を発揮する。若き頃の修業のおかげで、極限状態でのサバイバル術も身に付けた凄い人だった。2021/02/21
のがわ
8
〈エピソード4〉においてデス・スター司令官としてダース・ベイダーに負けぬ存在感を残したモフ・ターキン。本作は彼がどのような生い立ちを経て銀河帝国の総督〈モフ〉に至り、そこからどのようにしてその頂点に立つ〈グランド・モフ〉となったのかを描く。とメインストーリーはおいても〈帝国の逆襲〉にも登場した瞑想室を船に持ち込む際にぶつけられ、ベイダーが部下のトルーパーに怒るシーンがあったり、銀河皇帝がベイダーとターキンの二人の連携を強めようとあれこれ気にかけるのが妙にほほえましい。2015/07/05
Caivs Marivs
2
この作品はブリッジノベルである。年表の間を埋めるという意味ではなく、「レジェンズ」と「カノン」という、ディズニーによって引き裂かれたSWの過去と未来をつなぐ作品である。タッギやモッティは当然ながら、皇帝顧問のセイト・ペスタージュやアース・ダンガー、またはスクリード(宇宙軍中将の階級が公式に与えられた)のようなキャラクターが、コルサントで働き、ナビ・コンピュータやハイパースペース・ブイを活用して、ターキンとヴェイダーは銀河狭しと敵を追跡する。30年余りの「レジェンズ」の蓄積なくてはできない描写だらけである。2015/07/10
Fumitaka
1
そういや実際に軍服のデザインがどう決まるのかとか全然知らねえなあ。海賊狩りとか、元軍人が文筆業に鞍替えするとかはローマ帝国っぽい。文字通り「高貴な野蛮人」と表現されているターキンは、この巻だと、まあ功名心はあるのだろうが、「野心」はあまり持ってない仕事人に見える。ヴェイダー卿と物怖じせず話せるあたり自負心もあるのだろう。ジェームズ・ルシーノは『暗黒卿ダース・ヴェイダー』もものしてますけど時系列的にこの作品とどんな関係になってるんでしょうか。ヴェイダー卿とターキンの初対面は『暗黒卿』の方っぽい感じでしたが。2021/12/26
darkfatnov
0
ターキンがベイダーやシディアスを盲信しない冷静に人を見る目があるのがとても格好良い。 TCWでのエピソードも割と盛り込まれていて、小説ながらちゃんと正史との接続性を感じられます。2025/01/17
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