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内容説明
4月、“レイク・エデン・イン”のジャズフェスティバル前日、ハンナと末妹ミシェルはお菓子を届ける途中で玉突き事故に遭遇。人気バンドのツアーバスも巻きこまれ、運転手が死亡、メンバーの一人は搬送先の病院で何者かに殺害されてしまう。姉妹は犯人探しを開始するが、ハンナにはもう一つ、結婚式間近のノーマンの婚約者ベヴについてどうにも気になることが。こちらもこっそり調べはじめるが…。
著者等紹介
フルーク,ジョアン[フルーク,ジョアン] [Fluke,Joanne]
アメリカ・ミネソタ州の小さな町で生まれ育つ。教師、心理学者、ミュージシャン、私立探偵や映画脚本の手伝いなど様々な職業を経て、1980年に作家デビュー。以後ヤング・アダルト、スリラー、ロマンスなどのジャンルで活躍。南カリフォルニア在住
上條ひろみ[カミジョウヒロミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
DONA
27
前回からずっと気になっていたので、サクサクと読めました。相変わらず素敵なハンナとその家族。母親と2番目の妹がどんどん良い人になっていて、更に読みやすくなりました。末の妹も素敵ですし、美味しそうなレシピも満載で面白いシリーズです。結局ハンナは誰と落ち着くんだろう??2014/12/05
寧々子
23
事件捜査の主導権はハンナにありましたが、レシピ考案の主導権はミシェルにありました! ミシェルがオリジナルのクッキーを焼いたり料理している場面が目に付きました。他にも色々なエピソードが盛りだくさん♪ モシェとカドルズの深夜の猫レースとか! リサが飼うことになった子犬のサミーに皆で犬用おもちゃを鳴らす場面とか微笑ましくて好き~♪ 犯人も目星をつけてた人だったし、偶然が重なり過ぎているような気がするけど、コージー・ミステリーだから許容範囲! けどノーマンの方の決着の付け方は腑に落ちないんですけどぉ~2014/11/19
メルモ
22
お菓子探偵ハンナシリーズ15弾。前作でノーマンの突然の結婚宣言。その裏に隠されたノーマンの本心は・・・。そして、毎回のごとく殺人事件に巻き込まれ犯人探し。姉妹の息もぴったりです。最初から読んでるけど、なかなか長いですね・・・ww。ハンナの恋の行方も気になるところです。早く、マイクかノーマンか決断して欲しい。アメリカではシリーズ18作目が刊行予定。ハンナの恋の行方はどうなってしまうか、まだまだお預けのようですね・・・2014/11/22
nagatori(ちゅり)。
18
何もそんなに寄ってたかってベヴを叩かなくても、と少し可哀相になったけど、ここまで清々しく悪役だとステレオタイプ過ぎてあまりリアルな感じがせず、痛痒を感じにくかったのも事実。でもベヴのお母さんがいい人なのには参りました。レシピは段々、甘くないおかず系も増えてきて嬉しい限り。で、えーと、殺人事件?ごめんなさい、サイドストーリーに気を取られてあまり気にしてなかった(汗)2015/11/26
はるき
18
大問題を抱えても日常は続く。親友であり夫候補だったノーマンの婚約に心を痛めるハンナ。でもやっぱり殺人事件に巻き込まれて・・・・。拡大家族愛に支えられ、今回も美味しそうなレシピの数々とユーモアの応酬にほっこりした。今回は完全にノーマンのターンだったけど、次回以降はまたワガママなマイクにかき回してもらいたい。美味しく楽しい本シリーズが大好きだ。2015/06/26




