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ヴィレッジブックス
隠し味は罪とスパイス―ハニービー・ベーカリーの事件簿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 453p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864911702
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

都会からジョージア州サバンナへとやってきた、パン職人ケイティ。いまも魔法が息づく南部の地で、心機一転、伯母夫妻とベーカリーをオープンするのだ。だが、開店直前のある日、商工会を牛耳る老婦人が店にクレームをつけてくる。伯父と激しい言い争いになった数分後―彼女は死体となって発見された!伯父の潔白を証明しようとするケイティは、自分を取り巻く不思議な力に気づいて…。

著者等紹介

ケイツ,ベイリー[ケイツ,ベイリー] [Cates,Bailey]
コロラド州立大学で哲学・文学・歴史を学んだあと、20年ほどをアメリカ西部で過ごすうち、開拓時代の人々の手仕事に興味をもつ。石けん工房のオーナーやマイクロソフト社のマネージャーを経て、現在はベイリー・ケイツ/Cricket McRae/K.C.McRAEの三つの筆名を使い分けながらミステリーを執筆する

飯原裕美[イハラヒロミ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

吾亦紅

26
ハニービーベーカリーシリーズの第一弾。ベイカーであり魔女でもある主人公ケイティ。「ヘッジウィッチ」と呼ばれる魔女は、ハーブの力を活用したり、自然界とテクノロジーの垣根を越える魔女であるらしい。料理やガーデニングの才も卓越していると聞けば、何か身近に感じられる。作中に何度か「三匹の熊」の女の子「ゴルディロックス」について書かれていて、これは「クッキングママ」シリーズへのオマージュか。アメリカでは続編も多く出ているのに、日本語に翻訳されているのがこの第1作目だけというのが残念。2023/02/06

ユズル

24
魔法って!魔女って!普通のコージーとは違った内容でしたので、ついてくのに必死でした。婚約者と別れてももう次のイケメン二人が現れたりとか、悪いやつが天罰あたるとか、物語中の物語。だから、物足りないと思う人も居るかもですが、私にはちょうどいい塩梅でした。パンが食べたくなります。2016/02/21

けろりん

13
【第108回海外作品読書会】独特の伝統と文化が息づくジョージア州サヴァンナ。パン職人のケイティは、母の姉ルーシーと、その夫ベンが消防署長の職をリタイアしたのを機に開業するベーカリーでシェフとして腕を振るう為に、この美しい街にやって来ました。オープン前に無理矢理開催された地元商工会のブランチ・ミーティングの後、店前で殺人事件が発生し…。サブタイトル「隠し味は罪とスパイス」読み出してすぐに、隠し味はそれだけじゃないって解ります。美味しそうなベーカリーの品々、ハーブやお花も満載で、お腹一杯。ご馳走さまでした!2018/05/02

9
読友さんのおかげで知り、読みたい本に登録してから、早いスピードで入手し、読めた本。 あらかじめ聞いていたからか、不思議な力の部分もあっさり受け入れられたので混乱せずに読了。 私の中でのコージーブックスでよくある、人物の混乱も特になく、読みやすかったのでこのまま続編も読んでみたい。2018/09/29

おっくん

9
長らく手にしてなかったコージーミステリー。紅茶とアンティークが好きで読んでいたシリーズより、主人公が無茶はしないし、推理もちゃんとしている。魔法を絡めてあるファンタジー要素も好み。ただハンサムなタフガイとセクシーな同族メンズがいきなり主人公を巡るライバルになる所が…。もう少し徐々にの方が納得出来る。テリアの描写が可愛い。次作も出たら読むと思う。2015/12/17

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