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内容説明
若い女性ばかりを狙った残虐な連続殺人鬼“バーニングマン”。被害者はみな判別不明なほどむごたらしく暴行を受け、火だるまにされていた。特捜班の女性刑事メイヴは新たに見つかった第五の被害者を洗うなか、親友と名乗る女ルイーズと知りあう。やがてルイーズを介し明かされる被害者の裏の顔。彼女は本当に連続殺人の被害者なのか―？メイヴは単独、模倣犯説を追い始めるが…。ＭＷＡメアリ・Ｈ・クラーク賞ノミネートシリーズ、第１弾。
著者等紹介
ケーシー，ジェーン［ケーシー，ジェーン］ ［Ｃａｓｅｙ，Ｊａｎｅ］
アイルランドのダブリンで生まれ育つ。オックスフォード大学で英語を学んだ後、ダブリンのトリニティ・カレッジでアイルランド文学の修士号を取得、２０１０年に作家としてデビューを果たす。メイヴ・ケリガン・シリーズ２作目のＴｈｅ Ｒｅｃｋｏｎｉｎｇが２０１３年度のＭＷＡメアリ・ヒギンズ・クラーク賞にノミネート。同じ年にＣＷＡの図書館賞にもノミネートされた。刑事弁護士の夫とともにサウス・ロンドン在住
中井京子［ナカイキョウコ］
立教大学大学院博士前期課程修了。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
13
凶悪事件を扱う特捜部の女性刑事メイブが主人公で、男性社会の中でいびりに耐えて背伸びしながらも仕事に打ち込む様子や、被害者の親友だというルイーズやその他の登場人物も含めて感情移入しづらいせいもあり、とにかく長く感じました。終盤に入って事件が進展し始めると共に、犬猿の仲のようだったメイブの同僚ロブの本当の気持ちが見えてきて一気に楽しめるように。もっとも事件の結末は苦く、エンタメとしては物足りなくもありますが、これが現実的でもあるといったところでしょうか。シリーズの今後の展開に期待します。2014/12/29
Meg Mog
7
長すぎ🥱無駄な描写多いよーこの半分に纏められるやろ。真犯人も特に驚かず。犯人の親族は結局どうなったん？？あと、結局反省もせず処罰も受けてないのがなんだかねーシリーズ物なのかな？でも、この人のはもういいや…🫠2023/06/02
mesu
5
とにかく長いと感じてしまった。私には、合わなかったです。評価★★☆（最高★5)2014/09/02
woo
1
女性刑事メイブ・ケリガンが主人公の警察（犯罪）小説。特捜班唯一の女性刑事としてお定まりの厳しい環境の中で、めげずに頑張る姿は或る種の定型だが、読める展開ながらも飽きさせないレベルのプロットと筆力^^ 本書はこのシリーズ第一作だが既にシリーズ第五作まで発表されているらしいので、二作目以降の展開に依っては楽しめる作家かも知れない♪2014/09/10
