DC COMICS
ビフォア・ウォッチメン:ミニッツメン/シルク・スペクター

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  • サイズ B5判/ページ数 266p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864911207
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

アメリカンコミックスの金字塔『ウォッチメン』の前日譚を描いた注目作、ついに登場!1940年代、アメリカの繁栄を映すかのように一瞬の煌めきを放ったミニッツメン。その笑顔の裏に隠された、驚くべき実像が今、明らかになる(『ミニッツメン』)。時は1966年。母の見果てぬ夢を背負わされた少女は、激動の時代にあって、自らの人生を探し求める。大人への階段を登った先に、彼女を待つ未来とは(『シルク・スペクター』)。

著者等紹介

クック,ダーウィン[クック,ダーウィン] [Cooke,Darwyn]
アイスナー賞の受賞経験を持つアーティスト兼アニメーター。雑誌のアートディレクター、グラフィックデザイナーとして数年を過ごした後、アニメーションの分野に転出。バットマン、スーパーマン、メン・イン・ブラックなどのシリーズに参加した

コナー,アマンダ[コナー,アマンダ] [Conner,Amanda]
ニューヨークの広告会社でイラストレーターとして働いていたが、コミックスを描きたいという欲求を抑えきれなくなり、転職を決意。アーチー、マーベル、クレイプールといった出版社に職を得て、その後、様々なジャンルのプロジェクトに参加し、その名声を高めていった。現在はマルチメディア・エンターテインメントスタジオ、ペーパーフィルムスを活動の場としており、映画の脚本執筆、アートワーク制作にも携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

30
ミニッツメン/正義の押し売り?ミステリーメンという宣伝集団?そのコミカルな集団の影に進行する児童殺害!そしてシルク・スペクター/反抗期?過去に囚われたある意味異常な母親!若者らしい感性と駆け落ち!行き着く先の廃退とヒロインの目覚めそしてDr.マンハッタン2014/03/05

∃.狂茶党

10
核をめぐる物語だけでも、かなり刺さる。 もはやオリジナルが何か不明なほど幾重にもおり重なり、相互に影響し、越境すらする世界で、『ウォッチメン』は、ルーツがまだそこにある。(もっとも本来、アメコミの一部として構想されたので、アメコミに繋がってはいる)正編の続編も邦訳された中、この外伝が、版元消滅で埋もれてしまうのは惜しい。 第一集よりも地味な人に焦点を当てたけれど、この本はとても良い。 2023/03/18

すけきよ

8
面白いんだけど、正直、前日譚は蛇足だなぁ、という印象が強い『ビフォア・ウォッチメン』だけど、「ミニッツメン」編はかなり傑作。初代ヒーローチームの栄枯盛衰を、ナイトオウルの自伝『仮面の下で』に沿って重層的に語られていく。本編ではほとんど語られないからこそ、自由度が高いとも言えるんだけど、本編とも不自然さがないんだよね。モスマンとナイトオウルの友情および彼が正気を失っていってしまう様子は胸熱だし、何よりシルエットの活躍とその最期が大きく扱われているのが嬉しい。また、この絵柄は好きだなぁ。2014/03/24

hikarunoir

6
ローリー編よりミニッツメンが重い。微妙な齟齬を来しつつ招集者の疚しさに切られたシルエットの清廉さが判明する以上、残る一人の謎が尾を引く。2019/02/14

えんじ

2
1巻を読み終えたときには、全くの蛇足だ! ぷんすか! と怒ってたんだけど、これはなかなか。絵と話のかみ合い方がよいので、読んでて楽しい。もちろんウォッチメンなので、ずっといやな予感がして、それは絶対に裏切られないのですが、まあ、それはそれ。ジム・リーやブルース・ティムの絵も最後に載ってます。ああ、でも、なければないでいい本かも ね。表紙は中身の絵とは違うので、それはずるいかも。2014/05/04

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