DC COMICS
ビフォア・ウォッチメン:コメディアン/ロールシャッハ

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  • サイズ B5判/ページ数 227p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864910972
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

アメリカンコミックスの金字塔『ウォッチメン』の前日譚を描いた注目作、ついに登場!第1弾は、シリーズを象徴する人気キャラクター、コメディアンとロールシャッハ。コメディアン―時は1962年。若きケネディ大統領が国を率いた希望に満ちた時代。我が世を謳歌するコメディアンだったが、突然の大統領の暗殺を機に、全ての歯車は狂い始める。ロールシャッハ―時は1977年。ベトナムを経たアメリカには荒んだ空気が満ちていた。それでもなお孤独な戦いを続けるロールシャッハの前に、ベトナム帰りのかつてない強敵が立ちはだかる…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

18
コメディアンは、ファックをまき散らして時代に飲み込まれて行く!ロールシャッハはヒーローらしからぬアウトローで危ない魅力に満ちている!いづれもアメリカを体現するヒーロー、空想より現実に近い!2013/12/04

∃.狂茶党

10
名作『ウォッチメン』二次創作。 出演者たちの過去を描く蛇足。 正直、あまり良くない評判だらけだが、オリジナルが、素晴らしすぎるんだ。 狂信者ロールシャッハ。 本編では主役級だった彼の70年台の出来事。 ベルメホの作画が超絶で、漫画としても、『コメディアン』より読みやすい。 読者はロールシャッハとともに腐った街を彷徨う。 『タクシー・ドライバー』『サタデー・ナイト・フィーバー』その時代。 ロールシャッハが、社会と繋がっていた最後の頃だったのかもしれない。 2023/03/06

F4ふぁんとむ

3
孤高の大傑作、ウォッチメンの続編(前日譚)というだけで、議論百出でしょうが、あえてその難題に挑んだ勇気は評価します。本編とは別の作品と考えてあまりいろいろ考えずに読んだほうがよいかもしれません。とはいえ、ベトナム戦争の悲惨さや、ニューヨークの暗い雰囲気など、他のアメコミでは味わえないものであり、なかなかよいと思います。2014/01/07

kasukade

3
コメディアンもロールシャッハも思い上がり、泥まみれ、クソまみれ、罵倒まかせで正義を体現していく。2人の狂気は当時のアメリカが掲げる正義そのものの気がしてしまう。だから誰よりも狂ってるし誰よりも正義と悪の本質が見えてるまともな人間でもある。それがいかに人として外道であっても。2人の違いは愛国者か天誅の体現者かの違いかなと思います。2013/12/22

kabuto9944

3
ジム・リーの描いた表紙コメディアンがイケオジすぎる…… コメディアンのキャラ掘り下げは、政治劇パート長いから好みが分かれそうだけどウォッチメン世界の前夜を掘り下げたという意味合いの方が強いんじゃないかな シャッハさん編もウォッチメン世界前夜だけど、コメディアン編と比べるとうすあじ。後付けだからしゃーないけど2013/12/14

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