内容説明
ニック・フューリー失脚の原因となったシークレット・ウォー、新生アベンジャーズ誕生のきっかけとなった超人専用収容施設ラフトからの集団脱獄、ミュータント人口を激減させたハウス・オブ・M、ヒーロー同士が骨肉の争いを繰り広げたシビル・ウォー、その直後に発生した第二次大戦の生ける伝説キャプテン・アメリカの暗殺事件、そして、死せるエレクトラは異星人スクラルに姿を変えた…。世界を揺るがせてきた大事件の数々、果たしてそれらの事件に関連はあるのか?あるのならばその黒幕は?その答えが明かされる時、地球は終焉を迎える…。「シビル・ウォー」の衝撃が冷めやらぬ中、マーベルユニバースにさらなる激震をもたらした話題作、ついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
23
かなり序盤から綿密な計画のもと進められていた、侵略。気づいたときにはもう、奴らはすぐそこまで来ていた!という感じだ。マーベルヒーロー達のオーバーテクノロジーをもってしてもその完全擬態は見抜けない。誰が敵なのか、誰を信じればいいのか?そして、今回は地球を守るため正義も悪も入り混じって宇宙からの侵略者と対峙する。劇的な展開と圧倒的筆致で描く、一大巨編。ラストは大いなる不穏を残す。2022/11/23
トラシショウ。
18
「自分自身で判断しろ。我らは人間を救う為に来た。変える為に。まだある。人間が如何に我が帝国に抵抗しようと、彼の方は・・・汝らを愛す」「えっと・・・誰?」「神だ」「神か・・・こっちのはハンマー持ってるぜ」。積読消化。いったいいつから彼らは隣人、友人達と入れ替わっていたのか。キャプテンアメリカ・スティーブ・ロジャースの死の衝撃も覚めやらぬS.H.I.E.L.D.、そしてヒーロー達に銀河列強種族スクラル人の恐るべき周到な侵略計画が襲いかかる。いやはや、これは聞きしに優る大変な労作だなぁ。(以下コメ欄に余談)。2020/05/18
ほしけも
8
足元から揺るがすような展開。なんだっけ。「探検隊帰る」という短編を思い出した2013/10/04
G
7
マーベル版ボデイースナッチャー(またはゼイリブ)。 スクラル人の侵略を描くクロスオーバー大作。異常な数のヒーローとヒーローに化けたスクラル人が混戦するので、もう頭の中がゴチャゴチャ、っていうかカオス状態。 ボリューム満点なのは嬉しいんだけど、メガ牛丼にチェイサーでラーメンみたいな胃もたれ感…。 ヒーロー同士の喧嘩が多かったので、明確な「悪」が活躍してくれたのは良かった。 ただコレ、読むの疲れるわ。 2015/12/10
F4ふぁんとむ
6
盛りだくさんでおなかいっぱい。ウォッチャーまで出てきて、なんともうれしい。 ラストシーンがいいですね。ダークレイン楽しみです。2013/10/25