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内容説明
空色の瞳を持つ将軍キアの“ウォープライズ”となったザイ国の王女ララは、ふたつの国の和平を取り結ぶため、キアの故郷へと行軍を続けていた。過酷ながらも、お互いへの愛情を確かめあう幸せな日々。そんななか、ザイの村が将軍に反旗をひるがえしたという知らせが飛びこんでくる。何かがおかしい…ララは周囲の反対を押し切り現地に向かうがそこで待っていたのは二人の絆をおびやかす、想像を超えた現実だった!!
著者等紹介
ヴォーン,エリザベス[ヴォーン,エリザベス] [Vaughan,Elizabeth]
ロマンス作家の他にも、企業再生・金融分野を専門にした弁護士としても活躍している
吉嶺英美[ヨシミネヒデミ]
サンノゼ州立大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
17
キアの故郷に帰るための行軍の途中で、もたらされた伝染病の蔓延・・・過酷な試練に泣きました。でも、乗り越えつつあるキアとララの絆は強いです。第3部も待ちます!2013/08/05
星落秋風五丈原
10
青い瞳の将軍の伴侶にしてヒ―ラ―(現代の医者みたいなもの)の王女様ララ。思いこんだら猪突猛進のところがあったけれど、病に倒れた街を見過ごせなかったことが、将軍を窮地に追いやることに。今回は第一話で登場した人達があっという間に病でなくなる哀しい展開に。ちょっと暴走気味のヒロインが三作目では成長したいいところを見せてくれるかな?2014/10/05
とろぷり
7
★★★☆☆(3部作:2作目)疫病の恐怖と、次々に襲われる大切な人々の死。キアとララも2人の世界って感じだし…辛く厳しいお話だった。唯一の笑いは城でのサイマスの様子。表紙good!(試練の1冊だと聞いていたので、最終作が出るまで怖くて積んでいた一作)2014/04/04
nirokuya
7
前巻ラストで平原の国へ向けて出発したララとキア達。旅路の途中、未知の疫病に襲われ、心身共に酷い苦難に晒される展開。毎日のように大勢の戦士が死んでいくのを目の当たりにし、葬送の歌を唄い過ぎた為に深い物思いに囚われるジョデンが起こす行動が今回の鍵であり、次作への鍵でもある。ジョデンはお気に入りキャラなんでどんな風に展開していくのか、またもや次が気になって仕方がない!2013/07/22
Yoko
6
想像だにしなかった事態。露呈されるヒロインララの未熟さ、幼さ。互いの信頼を失いかけた2人。前作ではサラッと読めたと感想を述べたが、いやいやきれいごとで済まさない作者に脱帽。文化や考えが大きく異なる二国の、2人の今後の運命の行方が非常に気になります。2015/01/29
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