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内容説明
植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてしまう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿敵ウェントワースの命によりセアラ奪還におもむくが、彼女はすでに屈強な戦士長の花嫁となっていた。セアラを救う方法はただひとつ、自身が結婚の契りをかわす相手として名乗りをあげることだけ―。
著者等紹介
クレア，パメラ［クレア，パメラ］ ［Ｃｌａｒｅ，Ｐａｍｅｌａ］
大学で考古学修士課程に進むものの、作家になる夢を叶えるため大学院をドロップアウトして新聞記者に転身。２００７年には『タータンの戦士にくちづけを』、２０１３年には『大地の誓いにメロディを』でＲＩＴＡ賞最優秀ヒストリカル・ロマンス部門のファイナリストに
中井京子［ナカイキョウコ］
立教大学大学院博士前期課程修了。英米文学翻訳家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ち～
33
シリーズ3作目。マッキノン三男コナー。ウェントワースの命で、ジョゼフと共に、インディアンに拉致された姪の救出に向かったコナー。なんとか救出を果たし、深い森の中、報復の戦を交えながらも砦へ逃げ帰る道中、相手は憎きウェントワースの姪でしかもイギリス国王の曾孫であるにも関わらず恋に落ちる。逃げる手段とはいえ、涙ながらにコナーに処女を捧げたセアラが、厳しい道中で初めての自由を知り、次第にコナーを愛していく過程がとても良かった！2人を常に力強くサポートするジョゼフ素敵！！ウェントワースは最後まで曲者だった！憎いね〜2020/04/28
ＫＡＺＵ@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
26
良かった～(☆∀☆)、ほんと良かった～(☆∀☆)。3作の中でこれが一番好き(^з^)-☆ 身分違いの恋愛って、萌えるわ～(☆∀☆) そしてジョゼフ！！ 彼とセアラの関係も良かった。みんなのよい理解者だったわ。これにはいろんな愛の形が詰まってて、とっても良かった(☆∀☆) そして、ウェントワースが・・・2019/01/20
たまきら
20
ううむ…素晴らしいシリーズ。2の前に3読んじゃったけど。共通しているのは戦争に巻き込まれる誠実な人々、受ける傷の大きさ。そして残虐な行為への猛烈な後悔。登場人物で傷を持たない人はなく、男女はお互いを憎みあう過去を持った、ありえない組み合わせばかり。愛が憎しみを乗り越える。素晴らしいです。よく書けた歴史小説だと思います。はやく叔父様が読みたいです。秀逸。2016/02/11
だむ
18
マッキノン・レンジャー・シリーズ③ 大満足の読後感♡ ヒーローは三男コナー。ヒロインはウェントワースの姪。インディアンに拉致された彼女の救出に向かうコナーとジョゼフ。部族の流儀に則り決闘→結婚式→初夜の契りと進んでしまう。心を伴わない契りを経て身分が違いすぎる2人が心を通わせていく過程にドキドキ♥ 彼女を信じ包み込むコナーも、彼女を妹にするジョゼフもとにかく素敵だった！そしてウェントワースのまさかの行動に泣かされてしまった。とても読み応えのあるシリーズだった。ジョゼフやウェントワースの物語も読みたい♪ 2020/07/23
Miyuki_fsog
18
マッキノン兄弟、最高❤ ハラハラ、ドキドキ、キュンキュン…ラストまで夢中になります‼ そして、アニーのウェントワースに対する時の『男前っぷり』は 惚れ惚れする❤ また、近いうちに再読しよ(≧∇≦)2018/03/31
