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内容説明
16世紀初頭ローマ―死闘の末、宿敵であるテンプル騎士団総長ロドリゴ・ボルジアの野望を打ち砕いたエツィオ。だが安息もつかの間、ロドリゴの息子、教皇軍総司令官チェーザレの急襲により秘宝を奪われてしまう。からくも逃げ延びたエツィオは打倒チェーザレを胸に誓うものの、親友レオナルド・ダ・ヴィンチが敵側の兵器開発に就いたと知り…。孤高の暗殺者の伝説が、いまふたたび始まる。
著者等紹介
ボーデン,オリヴァー[ボーデン,オリヴァー] [Bowden,Oliver]
1948年イギリス生まれ。演劇団体イングリッシュ・ステージ・カンパニー、BBC勤務を経て84年に専業作家に。別名義での作品も多い
阿部清美[アベキヨミ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神威 鴉魔
1
一難去ってまだ一難。エツィオ達の反撃はまだまだこれからだね(o^・^o)2014/03/13
黒崎ディートリッヒ
0
16世紀初頭、ローマ。秘密結社アサシン教団に属するエツィオは、青年貴族チェーザレ・ボルジアに奪われた教団の秘宝を取り戻そうとするが?! 前作から時がたち、43歳(!)になったエツィオ。今回彼が対立するのは、テンプル騎士団総長だったロドリゴの息子、かの有名なチェーザレ・ボルジア。彼のイメージはやはり妹ルクレツィアとの禁断の恋と、毒薬「カンタレラ」でしょうか。それにしてもこの兄妹は暴君兄妹だ。 政治学者マキャヴェリとか、発明家で画家のレオナルド・ダ・ヴィンチとか歴史上の偉人たちが登場する所も良い感じ。2014/02/21
黒崎ディートリッヒ
0
ルネッサンス期イタリア。秘密結社アサシン教団の一員、暗殺者エツィオと枢機卿チェーザレ・ボルジアとの戦いを描く物語。 歴史もの、バトルアクションもの両方のジャンルで楽しめる作品。レオナルド・ダヴィンチ、ニコロ・マキャベリ等々当時の偉人たちが次々メインキャラとして登場するところも楽しいし、興味深い。特にダヴィンチが重要人物なのです。 でもやっぱりチェーザレ・ボルジアといえば毒薬「カンタレラ」か妹、ルクレツィアとの兄妹の禁断の恋がイメージですか。こういう耽美、邪悪な印象の彼はまさに悪役に相応しいのかもしれない。2013/12/26
ささっく
0
「アサシンクリード預言」の続きです。倒したはずの教皇ロドリゴ・ボルジアは生きていた。アサシン教団の拠点モンテリジョーニに戻ったエツィオ達だったが、その直後ボルジアの子チェーザレの兵の侵攻によって街が壊滅。エツィオは命からがら逃げ出す。ローマに移り、仲間たちと拠点を失った教団の復興に奔走、資金の調達、情報の収集、弟子の発掘などを行う。そして、資金面・軍事面など教皇側の外堀を突きながら、チェーザレを追い詰めていく。(下巻に続く)2013/05/06