ヴィレッジブックス
魔女の契り〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 488p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864910422
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

魔女の家系に生まれながら、魔法を否定して生きてきた歴史学者ダイアナ。だが一冊の謎に包まれた写本と天才科学者のヴァンパイア、マシューとの出会いが彼女の運命を一変させる。ふたりを結びつける強い絆、さらにダイアナの呼び覚まされた未知なる力は、闇を総べる者たちを脅かすに十分だった。運命にあらがうため、ふたりは“種”の起源にまつわる写本の行方を追って16世紀末のエリザベス朝イングランドへたどり着くが、そこで待っていたのは、マシューのかつての仲間で、“夜の学派”と呼ばれる急進派思想の者たち、そして、ヨーロッパに忍び寄る魔女狩りの不気味な足音だった―。

著者等紹介

ハークネス,デボラ[ハークネス,デボラ] [Harkness,Deborah]
南カリフォルニア大学で現役教授をつとめる歴史学者。16~18世紀のヨーロッパにおける魔法と科学の歴史を専門とし、ケンブリッジ大学やイェール大学から学術書も出版している。フィクション作家としてのデビュー作にあたる『魔女の目覚め』(ヴィレッジブックス)は、発売前から各国で注目の的となり、世界38カ国での出版が決定。2011年2月にアメリカで発売されるや「ニューヨーク・タイムズ」、「パブリッシャーズ・ウィークリー」のベストセラーリストに初登場2位で躍りだし話題をさらった

中西和美[ナカニシカズミ]
横浜市生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

74
十六世紀のイングランドへタイムウォークしたダイアナとマシュー。〈夜の学派〉のメンバーをはじめマシューの父親フィリップやその他続々と登場人物が増えて誰だっけ?状態に。言い回しが独特なので読むのにかなり時間がかかったけど何がどこで繋がるかわからないので流し読みはできなかった。マシューの秘密もいくつか明らかになる。フィリップはナイスガイだった。先が気になる下巻へ。2018/11/03

ちょろこ

60
マシュー父がキラリ、の一冊。過去へとタイムトリップをしたダイアナとマシュー。ここから一気に動き出すのかと思ったら、マシューの父、フィリップ登場。やたらと長い、父とのシーンもなんのその、マシューの魅力が霞んでしまうぐらいフィリップがキラリと光っていた。「わたしはおまえを許す」このひとことにはグッと心掴まれたなぁ。魔女狩りも忍び寄るこの時代…二人はどう切り抜けていくのか…下巻へ。2017/10/02

財布にジャック

51
前作から一年半ぶりなので思い出すのが大変な上、前作は正直趣味ではなかったのでどうしようかと迷いましたが、失われた写本やラザロ騎士団の謎がそのままにされたままだったので、結局続きが気になり読むことにしました。結論から言えば、前作で読むのを止めなくて良かったです。16世紀にタイムスリップして、面白さがパワーアップしていました。主人公が遂に魔女として花開く日も近そうですが、どんな運命が待っているのかこの先を読むのがちょっぴり怖い気もします。2013/04/21

みうか

50
ついに16世紀末にタイムウォークした2人。序盤はストーリーも中々進まないし登場人物も容赦なく入り乱れるので挫折する予感で一杯に。けれどダイアナが指南役の魔女達と出会い魔術を習得し始めてからはどんどん話しに惹きつけられていきました。糸を編む描写が新鮮で美しい。マシューとダイアナのラブもいいけれど、正直お気に入りになったのは父フィリップと甥のギャロウグラス、そしてアニーとジャックでした♪2019/09/08

ぽろん

38
前巻から時間が経ってしまった為か、物語に入り込むのに、時間が経ってしまった。マシューの父、フィリップに会った時は、どうなる事かと思ったが、杞憂に終わった。新たな困難と希望を感じて、下巻へ!2019/06/08

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