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内容説明
シカゴ郊外―高校生のカップルが車内で射殺され、犯人が撮ったものとおぼしき凄惨な現場写真が警察に送りつけられてきた。時を同じくして湖畔の自然公園で若い女性二人が、さらにチャイナタウンではドラム缶詰めにされた男性の他殺体が発見され、事件の異常性から“ＢＡＵ”のメンバーが招集される。犯人はテッド・バンディ、ジェフリー・ダーマーといった悪名高きシリアルキラーたちの凶行を詳細に真似ていた。異なる被害者像や犯行手口にプロファイルが難航するなか、刻一刻と増えてゆく犠牲者。やがて見えてきた恐るべき事実とは…。ＰＷＡ受賞の著者が贈る、人気海外ドラマ発オリジナル・ノベル第２弾。
著者等紹介
コリンズ，マックス・アラン［コリンズ，マックスアラン］［Ｃｏｌｌｉｎｓ，Ｍａｘ Ａｌｌａｎ］
アイオワ州マスカティーン在住。私立探偵ネイト・ヘラー・シリーズ『シカゴ探偵物語―悪徳の町１９３３』（扶桑社）、『リンドバーグ・デッドライン』（文藝春秋）でＰＷＡ（アメリカ私立探偵作家クラブ）賞最優秀長篇賞受賞。またグラフィック・ノベル『ロード・トゥ・パーディション』は映画化され、アカデミー賞（撮影賞）を受賞した。ノベライズ作品も多数手がけている
酒井紀子［サカイノリコ］
１９６１年東京都生まれ。１９８７年より字幕翻訳および書籍翻訳、ノベライズ作品を手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ピエール
28
クリミナルマインドのノベライズ版第２弾。イリノイ州シカゴで、悪名高い猟奇犯罪者たちの手口を模倣していく連続殺人鬼が現れる。本作も１作目同様、テンポ良く話が進んでいくので読みやすかったです。この過去の猟奇犯罪者たちは実在した人物たちらしいのですが、やはり米国はレベルが違うなと思わされます。またFBIに対して協力的でない所轄警察もいたりして、そこはどこの国も似てるんだなと感じました。全体を通じて面白かったですが、それでもノベライズ版だけあって、小説より映像で観てみたいと思わされた一作でした。2016/07/12
シアン
8
海外ドラマのノベライズ、第２弾。時期はシーズン3の3話～14話の間。ギデオンが去り、ロッシが加わっている。前作を読んでいなくても楽しめる。最後がなかなか劇的。2015/01/14
KaoruT
8
アメリカドラマ「クリミナル・マインド」のノベライズ2作目。45分のドラマの中では描き切れない地元警察との軋轢・マスコミへの対応 そして捜査官達の悩みや思いが描かれていて面白い。飽くことなく犯行を繰り返す犯人をBAUはプロファイルし何を決め手に割り出すのか？ 平易な文章なので小説のスピード感を損なうことなく一気に読了！2012/12/25
しおえもん
6
モーガン今回もドア蹴破れず・・。もっとお母さん達と絡むかと思ったけどあっさりでした。ドラマよりもメンバーの関係がかなりプロフェッショナルというか、ドライなように思われます。ドラマではもっと仲が良いのでちょっと残念。ドラマではあまり描かれない、ジョークを言ってスベるホッチ、寝起きで頭ぐしゃぐしゃのホッチが笑えます。リードが睡眠時間短い人っていうのは小説オリジナル設定なのかな。話自体はおそらくドラマ化した方がスピード感があって面白くなっただろうと思いました。2013/02/19
ひより
6
最後の最後で急展開、という感じ。ドラマが大好きなのでどうしても脳内で吹き替え再生されてしまう！(笑)この内容を実際にドラマ内でやったらどんなふうになるだろうなーと考えつつ読了。これからもう一度読みます2012/12/28
