内容説明
ついに米本土アラスカを攻めるべく、極寒の北部太平洋に進出した第四航空艦隊。司令長官となった山口多聞は、点在する敵基地に熾烈な航空攻撃を繰り返し、要衝アンカレジの攻略に着手する。一方、日米両軍が睨み合い、膠着状態におちいっていた南太平洋であったが、とうとう日本の大規模艦隊が侵攻を開始。広島呉港からも、山本五十六率いる極大空母『大和』の機動連合艦隊が出撃する。迎え撃つは、ヘルキャット等、最強艦上機を擁する猛将ハルゼーの空母艦隊。日本の命運を賭けた『転一号作戦』の最初の攻撃目標は、なんと、誰もが予想だにしなかった絶海の孤島、クリスマス島であった!果たしてその真の狙いとは…!?
著者等紹介
羅門祐人[ラモンユウト]
1957年生まれ、福岡県出身。89年『自航惑星ガデュリン』(角川書店)にて作家デビュー。文明の仮想化(シムシビライズ)をテーマとした作品群は独自の世界を構築し、多彩な広がりを見せている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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