内容説明
「俺が信長になって天下をまとめあげる!」―突然の怪現象によって二一世紀から時空転移、本能寺の変直前の織田信長に転生した光明寺一久は固く決心する。明智光秀の協力を得て生まれ変わった織田軍を中国と四国へ押し進めた信長(一久)は、日の本統一へ順調に邁進するかに見えた。だが、思いも寄らぬ事態が生じる。信長の言動や振る舞いを見て、偽物だと見破った羽柴秀吉が謀叛。大軍を率い備前から畿内へ戻ってきたのである。京を守るため山崎に陣を構え、秀吉を迎え撃つ信長。果たして、因縁の地で火蓋が切られた天王山決戦の結末は―。そして信長は、天下への夢を叶えることができるのか!?
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
1968年、東京都出身。某大学大学院で経済史を学んだ後、テクニカルライターを経て、『決戦!津軽海戦―鋼鉄の嵐 維新篇』(KKベストセラーズ)でデビュー。以降、架空戦記や時代小説を中心とした執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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