内容説明
ボケちゃった。体がしんどい。な~んも心配いりません。タメになるお話盛りだくさん。人生100年。にゃんとも愉快な老いのバイブル。
目次
第1章 高齢化社会は五つ星の社会
第2章 老いもまた楽しからずや
第3章 老後を豊かにする友人関係・夫婦関係
第4章 女の老後を支える経済的自立
第5章 老いへの想像力を働かせよう
第6章 人生の終着駅に向かって
著者等紹介
樋口恵子[ヒグチケイコ]
1932年東京都生まれ。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社、キヤノンを経て、評論活動に入る。NPO法人「高齢社会をよくする女性の会」名誉理事長。東京家政大学名誉教授。主に女性問題、福祉、教育の分野での評論活動を行い、内閣府男女共同参画会議の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
130
樋口さんも92歳かぁ。これは六十代半ばに書いたエッセイが元らしい。。第1章から6章まで高齢化社会や、自分の老いを女性目線で・・うんうんと頷くのもあったし、そうそう!と憤ったり、はぁ。。とため息が出ちゃったりしつつ読んだ。実はずっとずーっと以前はTVなどで拝見して、苦手意識があったのは内緒ですが(汗)私もそこそこ老いて来たってことなのだろうなぁ(苦笑)2024/10/02
ヨハネス
9
「高齢化社会は現代社会の夢の結実、それを暗いイメージで語るのはバチ当たり」そうだそうだ。長生きしたいと願う人類の夢が叶ってこうなったのに。「いくつになっても地域社会で活躍する人は一芸に秀でた例が多いが、それで大いばりするとハタ迷惑。など気に入った例もあるけど。実はこの本、著者が六十代半ばで書いた原稿が元とのこと。本を書くほどお元気なのかと思っていたので、少なからずがっかり。言われてみれば、現代の多様性を感じない、前時代的内容が多いと思った。2024/09/15
それでいいのよ
1
昔のエッセイのせいか、特にこれはというものはなかった。1つあげれば、人生の後半はプロセスを楽しむ。学ぶプロセスを楽しみ、そこで形成される人間関係を楽しむ2025/04/19
みんな本や雑誌が大好き!?
0
この本は、還暦前後の20年~30年前にだした自著から何十本かのエッセイをピックアップして一部書き下ろしをくっつけて構成しただけの本でした。出てくる「データ」がいささか古くて、はてな?と思ったりもしました。 タイトルから受けるイメージだと、90代になって、こんな生活をしています……というものですが、どちらかといえば、還暦以降のまだ元気だった老人時代の回想が多々ありました。90代のリアルタイムの生き方を論じている本ではありません。図書館で借りて読むので十分でしょう。2025/03/25
一彩
0
若々しい文章 それもそのはず,60代に書かれた原稿がもとだから。2024/09/14