内容説明
「皆の者、久しぶりである」―天正十年九月、安土城に死んだはずの織田信長の姿があった。だがその正体は、信長ではなかった。本能寺の変の直前、異変によって転生した、令和に生きる光明寺一久であった。一久は後世の知識を活かし、明智光秀と和解。今後は共に協力することを誓い、三ヶ月の雲隠れの後、家臣の前に現れたのである。だがこの間、織田家は北条、上杉、毛利の反攻、三好勢の謀叛に苦しんでいた。劣勢を打開すべく、一久は自ら四国出陣を決意するが、主君の様子に羽柴秀吉が違和感をおぼえ始め…。生まれ変わった最強軍が、天下取りに邁進する波乱の戦国シミュレーション、開幕!
著者等紹介
中岡潤一郎[ナカオカジュンイチロウ]
1968年、東京都出身。某大学大学院で経済史を学んだ後、テクニカルライターを経て、『決戦!津軽海戦―鋼鉄の嵐 維新篇』(KKベストセラーズ)でデビュー。以降、架空戦記や時代小説を中心とした執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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