内容説明
パナマ運河の封鎖に成功した連合艦隊だが、ハルゼー大将の米本土防衛艦隊から強烈なしっぺ返しを喰らい、福留中将の第三艦隊が壊滅的な損害を被る。日本軍の“主力空母3隻を撃破した!”と信じるニミッツ大将は、太平洋艦隊の指揮下に第五艦隊を設立し、ついにハワイ諸島の奪還に着手。ルーズベルスト大統領も1944年「5月までにハワイを奪還せよ!」と厳命した。対する連合艦隊は、新鋭空母「大鳳」以下の母艦18隻を揃えて米軍機動部隊をハワイ近海で迎え撃つ!南米・ホーン岬経由で大遠征して来る米艦隊に、連合艦隊は最後の決戦を挑むが、果たして「日本海海戦」の再現は成るか!?
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。ミッドウェイ海戦に参加した叔父(重巡「最上」乗組)の影響を受け、戦史本の収集に没頭する。2005年に作家デビュー。その豊富な知識を活かした繊細な歴史改変を得意としている。デビュー作『史上最強の艦隊』をはじめ、本格派戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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