内容説明
連合艦隊に残された時間は余りなかった。1943年・秋になると米海軍は大量のエセックス級空母をそろえて一気に反転攻勢を仕掛けて来る!―連合艦隊をあずかる山口多聞大将はそう予測し、それまでに太平洋の支配権をゆるぎないものにするため、次々と米軍の急所を突いてゆく。オアフ島の攻略がその手始めであり、1942年8月10日にはハワイ沖で一大空母決戦が生起する。さらに空母兵力で宿敵・太平洋艦隊を圧倒する連合艦隊は、1943年2月に米国のアキレス腱を一気に断ち切り、“勝利の方程式”を樹立!―早期講和をめざしてルーズベルト政権を追い詰めてゆく。
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。ミッドウェイ海戦に参加した叔父(重巡「最上」乗組)の影響を受け、戦史本の収集に没頭する。2005年に作家デビュー。その豊富な知識を活かした繊細な歴史改変を得意としている。デビュー作『史上最強の艦隊』をはじめ、本格派戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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