内容説明
先の「中部太平洋海戦」で米軍・第58機動部隊は大量の高速空母を喪失。その立て直しを図るために米海軍は、エセックス級空母の竣工前倒しと軽空母の追加建造に着手する。その上で四選をもくろむルーズベルト大統領は、具体的な成果を求めて失地回復に乗り出す。狙いはまずガダルカナル島、次いでミッドウェイ島だった。一方、山本五十六はハワイ占領を計画するが、次々と繰り出す米側の奇策に手を焼き、占領計画はあえなく頓挫。そこへ起死回生の案を示したのが軍令部・作戦班長の樋端久利雄大佐だった。はたして樋端の計画は成功し、帝国陸海軍はハワイを占領できるのか!?
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。ミッドウェイ海戦に参加した叔父(重巡「最上」乗組)の影響を受け、戦史本の収集に没頭する。2005年に作家デビュー。デビュー作『史上最強の艦隊』をはじめ『群狼の機動艦隊』などがベストセラーとなり、本格派戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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