内容説明
双発機を運用する巨大戦略空母「魁鳳」の活躍で、「第一次ハワイ沖海戦」に勝利した日本。続いて生起した「第二次ハワイ沖海戦」でも、双発艦攻が米第一任務部隊の精鋭戦艦を襲い、八隻を沈める完勝劇を演じて、ついに宿願であったハワイ占領を成し遂げる。日本の次なる目標は無論、米本土。連合艦隊は真珠湾を本拠とする布哇方面艦隊を創設し、「雄鳳」の完成をもって、二艦体制となった戦略空母を中心に東海岸空襲を決行する。迎え撃つアメリカは一〇隻の高速空母を擁する第五八機動部隊が満を持してマグダレナから出撃。征服か、死守か―。米本土を賭けた壮絶な洋上決戦が始まった!
著者等紹介
原俊雄[ハラトシオ]
1964年、大阪府生まれ。龍谷大学卒業。ミッドウェイ海戦に参加した叔父(重巡「最上」乗組)の影響を受け、戦史本の収集に没頭する。2005年に作家デビュー。その豊富な知識を活かした繊細な歴史改変を得意としている。デビュー作『史上最強の艦隊』をはじめ、本格派戦記シミュレーション作家として活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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