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目次
人生って、素晴らしい―一歩、外に出てみませんか
「奇跡」の2歳児救出
生い立ちと修業時代
結婚、魚屋を開店、そして「引退」
ボランティア人生に邁進
呉市天応でのボランティア
いつも全力疾走
私が元気な理由―私の健康法
これからの人生
尾畠語録―命のことば〔ほか〕
著者等紹介
尾畠春夫[オバタハルオ]
1939(昭和14)年10月12日、大分県安岐町(現・国東市)で生まれる。中学卒業後、別府、下関、神戸の魚屋で修業をしたのち、1968(昭和43)年、29歳のときに別府市に妻とともに魚屋「魚春」を開店。65歳で閉店後、東日本大震災の被災地をはじめ各地でボランティアに従事。2018年8月、山口県周防大島で行方不明となっていた2歳児を発見、注目を浴びる。西日本豪雨の被災地でも貢献し、別府市と自宅のある日出町から表彰を受ける
松下幸[マツシタサチ]
1959(昭和34)年生まれ。59歳。ライター。聞き書きによる出版も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かず
23
あの奇跡の2歳児救出事件の立役者、スーパーボランティア尾畠さんへのインタビュー記事です。30時間ほどのインタビューになったそうです。出版社は大手ではなく広島の出版社。8月に事件があって11月10日にもう出版されているので、超スピーディなお仕事です。感想。「こういう人になりたい!」唯その一言です。奉仕と責任遂行、そして自由。現代の機械化した人間・社会にあって、こんなにも自律(自立)的な人っていらっしゃるんだなぁ、と唯々尊敬の念しか起こりません。国民の1割がこういう方であれば日本は凄い国になる。「よし俺も!」2020/09/05
やっちゃん
15
一度決めたら一直線、シンプルでいいよね。まことに男らしい。ボランティアもそうだし歩いて日本縦断とかやること全てに憧れてしまった。かっこいいわあ。2023/08/26
雨巫女。@新潮部
12
《私-図書館》尾畠さんは、お元気かなあ。尾畠さんが、注目されていた時、いつも活躍されて姿の追っかけしてました。テレビの報道過剰になった時は、迷惑だったかもしれない。沖縄で、やりたいことが、はやく実現しますように。2020/02/13
つちのこ
8
“スーパーボランティア”尾畠春夫さんから聞き取りを行い編集されたドキュメント。2018年に行方不明になった2歳児を救出して一躍時の人になったが、私が彼を知ったのはずっと以前で、仙台に赴任し東日本大震災のボランティアに参加した時である。また、NHKの番組で尾畠さんの日本列島徒歩縦断の放送を見たこともあり、私が昨年行った同じチャレンジにも少なからず影響を受けた。本書ではボランティアのこだわりと思いについて熱く語っているが、根底にあるのは自分の思うままに生きていくという「どこ吹く風」の精神であるといえそうだ。 2021/08/26
辻武司
4
元気貰いました。対価を求めず、僅かな年金さえもボランティア活動に使うなんて凄いです。貯金もないに等しいのに美味しいものさえ食さず、全てボランティア活動。頭が下がります。2020/07/12