内容説明
広島東洋カープ・新井貴浩選手。小学生時代からの奮戦記。二〇一六年九月一〇日、二五年ぶりのリーグ優勝までを恩師との交流とともに描いた感動のものがたり。
著者等紹介
中野慶[ナカノケイ]
児童読み物作家。1957年東京都で生まれる。長年の出版社勤務を経て、現在は執筆に専念
吉田路子[ヨシダミチコ]
切り絵作家。1958年岩手県花巻市生まれ。宮沢賢治の心象風景と東北の風土を創作切り絵で表現し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
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やっさん
99
★★☆ 「切り絵」で描かれた挿絵が美しい。優勝の感涙が甦る( ;∀;) 今年も頼むぞ、MVP新井さん( ;∀;)2017/01/18
古古古古古米そっくりおじさん・寺
65
去年大活躍であった広島カープの立役者の一人・新井貴浩選手の一代記。それが何と切り絵の絵本なのである。暖かみのある良い1冊。単なる半生記ではない。新井と『はだしのゲン』の中沢啓治に知られざる交流があった事が語られる。二人を会わせたキーパーソンは、新井の小学生時代の恩師・佛園先生。先生の作った学級文庫にあった『ゲン』を繰り返し読んだ新井。新井の祖父も被爆者であった。タイガース移籍時に中沢に会っているのだが、その時の中沢は病院で療養中である。つくづく亡き中沢に去年の広島カープ優勝を見せたかった。もう一人の男気。2017/01/16
あすか
36
広島東洋カープの新井貴浩選手の小学生からプロ野球選手になるまでのストーリーの絵本。小学生の甥にプレゼントする前に読み終えました。甥が小さい頃から憧れている新井貴浩選手。努力家の彼が描かれていた。とてもよかったです。甥が喜びそう^ - ^私も新井さん応援していこう!2016/12/26
合縁奇縁
29
新井貴浩選手の小学生時代から25年ぶりのリーグ優勝(日本シリーズ)までを描いた感動。新井さんのこれまでの歩みがシンプルに描かれてます。新井さんは子どもの頃から心優しく、一途に頑張り屋さんな少年だった。新井さんみたいな人がクラスのリーダー的存在だったら、いじめなんてないのに…。2016/12/20
あやっぴ
28
新井選手の小学生時代からのことが描かれてます。絵も素敵だったので購入しました。当時から学校でも一目置かれるカッコいい存在。正義感あふれてて、何より努力を惜しまない一生懸命さ、それが今でもみんなに愛される新井選手なんだと思いました。これからも応援します!2017/01/14