内容説明
尖閣に手を出す中国の正体。日中韓文化に通暁した「東アジアの鬼才」が描く老獪な中国人との堅明な付き合い方100。
目次
第1章 清流の日本人、濁流の中国人―こんなにも違う国民性(日本人の桜好き、中国人の牡丹好き;せっかちな日本人、悠長な中国人 ほか)
第2章 すぐ謝る日本人、絶対謝らない中国人―考え方と行動原理の異質性(「日本人は人情味がない」という中国人;日本人が知らない大陸的「仇討ち文化」 ほか)
第3章 三珍の日本、八珍の中国―生活様式、なぜこんなに違うのか(「魚食」の日本人、「肉食」の中国人;日本の「三珍」、中国の「八珍」 ほか)
第4章 ものづくり大国・日本、ものパクリ大国・中国―日本人と中国人、どちらが進化したのか(結果優先の日本語、過程重視の中国語;「漢字専用文化圏」と「漢字借用文化圏」 ほか)
第5章 歴史を「教養」として読む日本人、「教訓」として読む中国人―日本人の知らない、もう一つの中国(日本より高い、中国の自殺率;日本より「狭い国」!?中国 ほか)
著者等紹介
金文学[キンブンガク]
比較文化学者、文明批評家。1962年、中国の瀋陽で韓国系三世として生まれる。1985年、東北師範大学日本文学科卒業。6年間大学講師を務め、1991年来日。同志社大学大学院で修士課程を修了。京都大学大学院を経て、2001年広島大学大学院博士課程修了。現在広島文化学園大学、福山大学、安田女子大学で教鞭を執っている。その他、東京・北京・ソウルの大学、研究所の客員教授、研究員。専攻は比較文学、比較文化、および文化人類学。現在日本を中心に日・中・韓3ヵ国語による執筆、講演活動で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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