出版社内容情報
私は自分の人生の半分以上はテレビだった人間だから、それをあえて書くことにする。書き下ろし長篇私小説。
1960年代後半から1970年代前半にかけて、「ファイトだ?ピュー太」「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」『新八犬伝』等々、夢中になった番組のこと、ADHD、好みの女子、小児性欲の記憶を、生まれ育った町、茨城・水海道と埼玉・越谷を背景にたどる自伝の試み。
内容説明
私は自分の人生の半分以上はテレビだった人間だから、それをあえて書くことにする。1960年代後半から1970年代前半にかけて、「ファイトだ!!ピュー太」「宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン」『新八犬伝』等々、夢中になって番組のこと、ADHD、好みの女子、小児性欲の記憶を、生まれ育った町、水海道(茨城)と越谷(埼玉)を背景にたどる自伝の試み。書き下ろし長編。
目次
水海道編
越谷編
著者等紹介
小谷野敦[コヤノアツシ]
1962年、茨城県生まれ。作家、比較文学者。東京大学文学部英文科卒業、同大学院比較文学比較文化専攻博士課程修了、学術博士。著書に『聖母のいない国』(サントリー学芸賞受賞)等多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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