ルリユール叢書<br> ポンペイ最後の日〈下〉

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ルリユール叢書
ポンペイ最後の日〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864883023
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ヴェスヴィオ山爆発で壊滅した古代ポンペイを舞台に才色兼備のギリシア人美女をめぐって青年貴族とエジプト人魔術師が対決する。魔術、占星術、魔女、媚薬、イシス女神を駆使し、人間の愛憎、キリスト教の黎明、殺人、剣闘士の死闘などを描く。発掘されたポンペイ遺跡の入念な調査に基づき、当時のローマ文化と風俗、ポンペイの退廃的な文化と生活を精緻かつ流麗に再現。優美な「悲劇詩人の家」や豪奢な「ディオメデスの別荘」での饗宴、公衆浴場での入浴、フォルトゥナ神殿や公共広場、円形闘技場の建築や剣闘士の闘技なども克明に描かれる。小説『ぺラム』で一世を風靡したブルワー?リットンの織りなす波乱万丈の歴史小説。ヴィクトリア時代にゴシック小説を復活させたブルワー?リットンは、本作でもゴシック手法を駆使して一大恐怖絵巻をくり広げる。ポーに影響を与え、探偵小説・スリラー小説・ファンタジー・SFの父と呼ばれたブルワー?リットンのスリルとサスペンスにみちた不朽の名作が待望の完訳でここによみがえる。
 本作品は数々の映画化により、世界的に有名な小説となった。だが、ヘンリー・ミラーが『ポンペイ最後の日』を「最も大きな影響を受けた一〇〇冊の本」の一冊に選んでいることからもわかるように、本作は単なる娯楽作品にとどまらず、人間の情熱、愛と死、信仰、人生哲学など、深甚な人間の諸問題をあつかう畢生の大作となっている。
下巻は第四部・第五部を収録、エドワード・ブルワー?リットンの作家年譜と訳者解説を収録。

内容説明

愛と死の慟哭のクライマックスへ―豪華絢爛の饗宴、殺人、血みどろの決闘、ヴェスヴィオ山爆発…人間の情熱、信仰、魔術の行く末は?ボーに影響を与え、探偵小説・スリラー小説・ファンタジー・SFの父と呼ばれたブルワーのスリル・サスペンスにみちた恐怖の感動巨編が完結。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

32
邪悪なエジプト人アルバケースはイオーネの兄で基督に帰依したアポエキデスを殺害し、その罪を憎い恋敵グラウコスに擦り付ける。上巻で起きた地震の後なかなか噴火起きないな〜、と思いながら、 罪人として闘技場でライオンに与えられるグラウコスの運命や如何にと心配する。残酷な見世物に熱狂するローマ人の姿にはゾッとさせられるが、似たり寄ったりのことは現代でも起きているのだ。噴火の後の混乱にはもっと筆を割いてくれても良かったのじゃないかと思うのだが、主人公カップルをローマへ逃し物語の幕引きとなる。2025/02/02

rinakko

7
面白かった。ローマ帝国に自由を奪われたアテナイの青年貴族グラウコスは、ギリシャへの郷愁を分かち合う清廉な美女イオネーと恋に落ちる。が、エジプト王朝の末裔だという魔術師アルバケースは、イオネーの身も心も奪う気満々でふたりの仲を裂こうとし、そこにもうひとり、グラウコスへの思いに胸を焦がす盲目の少女ニディアの存在があって…。と、如何にもなお膳立てだけれど、はらはらする展開で楽しめた。自分たちの住む街が灰に埋もれる運命など夢にも思わぬ人々の、享楽的で自堕落な暮らしぶりが、当時の風習や習慣を踏まえて描かれている。2024/08/09

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