枯草のクッションを敷いた古馬車―尾崎翠全集未収録作品ほか

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枯草のクッションを敷いた古馬車―尾崎翠全集未収録作品ほか

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  • サイズ A5判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784864882996
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0093

出版社内容情報

1998年の『定本尾崎翠全集』刊行以後、新たに発見された小説“小野町子もの”=「書簡集の一部分」をはじめとする書籍初収録作品の集大成。
かつ『全集』解説の誤りを正す解題、最新版の年譜等も収録。

内容説明

私はじき一昨日の夜まで非常に健康でした。何故といえば、此処の家族は一昨日の夜まで私のことをちっとも病人と思っていなかったからです。一九九八年の『定本尾崎翠全集』刊行以後、新たに発見された小説“小野町子もの”=「書簡集の一部分」をはじめとする書籍初収録作品の集大成。かつ従来の解説の誤りを正す解題、最新版の年譜等も収録。そして、「黄金の沈黙」とは。

目次

1 小説
2 エッセイ・評論・拾遺
3 映画漫想
4 初期詩作
5 初期歌作
6 メッセージ
7 帰郷後随想

著者等紹介

尾崎翠[オザキミドリ]
明治29年(1896)鳥取県岩美郡に生まれる。鳥取県立鳥取高等女学校卒業後、代用教員をしながら誌紙へ投稿。大正8年(1919)4月、日本女子大学校国文学部入学。『新潮』大正9年1月号に長篇小説「無風帯から」を発表し本格的に文壇へデビューするが、女子大から問題視され退学。昭和6年(1931)『文学党員』および『新興芸術研究』に発表した「第七官界彷徨」で注目されるも、翌7年夏に病を得て9月に帰郷、静養。再び上京することはなかった。昭和8年、東京・啓松堂から『第七官界彷徨』刊行。昭和四六年(一九七一)、肺炎で死去

石原深予[イシハラミヨ]
昭和50年(1975)、京都府出身。京都府立大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得認定退学。博士(文学)。文学研究者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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みつ

18
「全集未収録作品ほか」とある。筑摩書房版全集はわずか2巻で、所有するものの長らく積読状態でそちらに含まれるものもかなりありそうだが、照合はしていない。384ページの書物のうち245ページ以下が解説・解題・年譜となっている。収録作は高等女学校補習科卒業の頃1914年の短歌から1968年の甥に宛てた郵便書簡まで。中心は大正末期から昭和初期のもの(文章を発表したのは1940年が最後)。躍動する映画時評の文体がとりわけ愉しい。小さくはあってもモダンと古風さ、都雅と鄙が渾然とした作品世界の息遣いは、ここにも明らか。2024/10/04

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