ルリユール叢書<br> ドイツ・ヴァンパイア怪縁奇談集

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ルリユール叢書
ドイツ・ヴァンパイア怪縁奇談集

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864882927
  • NDC分類 943
  • Cコード C0397

出版社内容情報

ポリドリ『ヴァンパイア』ブームのさなか、1820~30年代にかけて発表された、ラウパッハ『死者を起こすなかれ』、シュピンドラー『ヴァンパイアの花嫁』など怪縁が織りなすドイツ・ヴァンパイア文学傑作短編集。本邦初訳。ヴァンパイア学者が詳述する訳者解題「ヴァンパイア文学のネットワーク」を併録。

内容説明

ポリドリ『ヴァンパイア』ブームのさなか、1820~30年代にかけて発表された、ラウパッハ『死者を起こすなかれ』、シュピンドラー『ヴァンパイアの花嫁』など怪縁が織りなすドイツ・ヴァンパイア文学傑作短編集。本邦初訳。ヴァンパイア学者が詳述する訳者解題「ヴァンパイア文学のネットワーク」を併録。

著者等紹介

ラウパッハ,エルンスト[ラウパッハ,エルンスト] [Raupach,Ernst]
1784‐1852。1784年にシュレージエンのシュトラウピッツにある牧師の家に生まれる。ハレ大学で神学を学んだ後、兄のいるペテルブルクに移り創作を始める。さる侯爵家の家庭教師を務めるかたわら、大学教授としての業務に追われるが、外国人排斥運動を受けてドイツに戻る。宮廷顧問官のとりなしでベルリンの劇場に腰を落ち着け、1852年に死亡するまで創作を続ける

シュピンドラー,カール[シュピンドラー,カール] [Spindler,Karl]
1796‐1855。1796年にブレスラウの音楽教師の家に生まれる。父の仕事の関係でストラスブールに移住するが、フランス軍侵攻を受けてアウクスブルクに逃れる。演劇にのめり込み、十年ほど旅芸人の下働きをした後、スイスで作家として生計を立てようとする。最初はうまくいかず、生活のために数々の作品を発表した。32年にバーデン=バーデンに移住し、1855年に当地で死亡

ラウシュニク,ゴットフリート・ペーター[ラウシュニク,ゴットフリートペーター] [Rauschnick,Gottfried Peter]
1778‐1833/35?。1778年にケーニヒスベルクに生まれる。Ph.Rosenwall名義で風俗旅行記などを出版。オランダやドイツのライン地方、スイスなどを周遊した後にいくつかの雑誌・新聞を編集。最終的にライプツィヒに移り住み、当地で1833/35?に死亡

ヒルシャー,ヨーゼフ・エマニュエル[ヒルシャー.ヨーゼフエマニュエル] [Hilscher,Joseph Emanuel]
1806‐37。1806年にチェコのリトムニェジツェに生まれる。軍学校に入り、教師の影響で文学に親しむ一方で、軍人としても出世し、最終的には宮廷勤めを果たす。しかし、1837年にミラノで病死

ベック,カール・イジドーア[ベック,カールイジドーア] [Beck,Karl Isidor]
1817‐79。1817年に、ハンガリーのバヤに住むイスラエル人の両親のもとに生まれる。ウィーンで医学を学んだ後、メッテルニヒ体制の検閲を逃れてライプツィヒに移り、「若きドイツ派」のグスタフ・キューネと親交を結び、文学の道に入る。『鉄道』という詩で有名になった後、ニコラウス・レーナウなど数々の人物と交流する。脳炎によって、ウィーンの病院で1879年に死亡(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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安土留之

3
ヴァンパイアはセルビア地方の民間伝承で、人格をもたない怪物であったが、1819年にポリドリの『ヴァンパイア』が発表され、貴族・放浪者・誘惑者という人格を持った存在として描かれたという。そして、本書は、1920~30年代、ポリドリ後のヴァンパイアブームのなかで発表された短篇7編を収録。   ヴァンパイアが類型化した現代の物語よりも、「原ヴァンパイア」とでもいうのだろうか、さまざまなヴァンパイアが登場し、面白かった。むしろこの時代の作品のほうが面白いでしょ、という編訳者のこだわりを感じる素敵な本と思う。 2024/03/22

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