出版社内容情報
斬新な構成、独特な心理描写で、彫刻家である主人公の、三代にわたる女性への愛情が赤裸に描かれる――唯美主義、ダーウィニズムの思想を取り込み、〈性愛と芸術〉の関係を探究し続けた英国ヴィクトリア朝の詩人・小説家トマス・ハーディが最後に著したロマンス・ファンタジー。
内容説明
斬新な構成、独特な心理描写で、彫刻家である主人公の、三代にわたる女性への愛情が赤裸に描かれる―唯美主義、ダーウィニズムの思想を取り込み、“性愛と芸術”の関係を探究し続けた英国ヴィクトリア朝の小説家トマス・ハーディが最後に著したロマンス・ファンタジー。
著者等紹介
ハーディ,トマス[ハーディ,トマス] [Hardy,Thomas]
1840‐1928。イギリス南部ドーセット地方の石工の家に生まれ、二十二歳でロンドンに出て建築事務所で働く。その後作家に転じ、そのキャリアの前半30年間で『ダーバヴィル家のテス』をふくむ十五篇の長編小説、短編小説集四篇、後半約30年間で叙事詩劇『覇王たち』と九百四十八篇の短詩を発表して、ヴィクトリア朝時代最後の大小説家にして詩人となった。神の見えない時代に文学の存在意義を探り、みずみずしい感性によって二十世紀のモダニズムの先駆者となり、D・H・ロレンスやフィリップ・ラーキンなど後世の作家に多大な影響を与えた
南協子[ミナミキョウコ]
1983年、千葉県生まれ。日本女子大学文学研究科博士課程後期単位取得満期退学。現在、神田外語大学、国士舘大学他非常勤講師。専門はトマス・ハーディ、ヴィクトリア朝児童文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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