出版社内容情報
アガサ・クリスティらと、1920~30年代の〈探偵小説の黄金期〉を牽引した女性作家ドロシー・L・セイヤーズ――探偵らしさと男らしさの狭間で存在の不安に揺れ動く男性探偵の危うさに焦点を当てた、〈ピーター・ウィムジィ卿〉シリーズの重要な転換期となる奇妙な探偵小説。
内容説明
アガサ・クリスティらと、1920~30年代の“探偵小説の黄金期”を牽引した女性作家ドロシー・L・セイヤーズ―探偵らしさと男らしさの狭間で存在の不安に揺れ動く男性探偵の危うさに焦点を当てた、“ピーター・ウィムジィ卿”シリーズの重要な転換期となる奇妙な探偵小説。
著者等紹介
セイヤーズ,ドロシー・L.[セイヤーズ,ドロシーL.] [Sayers,Dorothy Leigh]
1893‐1957。イギリスの小説家、劇作家、古典・現代言語学者、ディテクションクラブ第三代会長。オックスフォードに生まれる。オックスフォード大学サマーヴィル・コレッジにて現代言語学を学ぶ。長らく女性への学位授与を認めてこなかった同大学で学位を授与された女性の第一世代に属する。1922年から29年まで広告会社でコピーライターとして働く傍ら、Lord Peter Wimseyシリーズを執筆。アガサ・クリスティらと並び、探偵小説の黄金期を牽引する小説家の一人と目される。宗教劇の劇作家として、またダンテのThe Divine Comedyの訳者としても名を馳せた
大西寿明[オオニシトシアキ]
1983年、神奈川県生まれ。ロンドン大学大学院修士課程修了、立教大学大学院文学研究科英米文学専攻にて博士号(文学)取得。現在、神戸市外国語大学准教授。専門は戦間期イギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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