ルリユール叢書<br> ストロング・ポイズン

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ルリユール叢書
ストロング・ポイズン

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  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864882552
  • NDC分類 933
  • Cコード C0397

出版社内容情報

アガサ・クリスティらと、1920~30年代の〈探偵小説の黄金期〉を牽引した女性作家ドロシー・L・セイヤーズ――探偵らしさと男らしさの狭間で存在の不安に揺れ動く男性探偵の危うさに焦点を当てた、〈ピーター・ウィムジィ卿〉シリーズの重要な転換期となる奇妙な探偵小説。

内容説明

アガサ・クリスティらと、1920~30年代の“探偵小説の黄金期”を牽引した女性作家ドロシー・L・セイヤーズ―探偵らしさと男らしさの狭間で存在の不安に揺れ動く男性探偵の危うさに焦点を当てた、“ピーター・ウィムジィ卿”シリーズの重要な転換期となる奇妙な探偵小説。

著者等紹介

セイヤーズ,ドロシー・L.[セイヤーズ,ドロシーL.] [Sayers,Dorothy Leigh]
1893‐1957。イギリスの小説家、劇作家、古典・現代言語学者、ディテクションクラブ第三代会長。オックスフォードに生まれる。オックスフォード大学サマーヴィル・コレッジにて現代言語学を学ぶ。長らく女性への学位授与を認めてこなかった同大学で学位を授与された女性の第一世代に属する。1922年から29年まで広告会社でコピーライターとして働く傍ら、Lord Peter Wimseyシリーズを執筆。アガサ・クリスティらと並び、探偵小説の黄金期を牽引する小説家の一人と目される。宗教劇の劇作家として、またダンテのThe Divine Comedyの訳者としても名を馳せた

大西寿明[オオニシトシアキ]
1983年、神奈川県生まれ。ロンドン大学大学院修士課程修了、立教大学大学院文学研究科英米文学専攻にて博士号(文学)取得。現在、神戸市外国語大学准教授。専門は戦間期イギリス文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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星落秋風五丈原

24
本作は、ピーター・ウィムジィ卿と、後に伴侶となるハリエット・ヴェインとのボーイ・ミーツ・ガールである。ジーヴズばりの執事バンターがいたり、ピーターの依頼を受けて活躍する女性がいたりと面白い要素はあるが、ミステリとしては中盤で容疑者がほぼ絞られ、後はどのようにして、ある書類がすり替えられたのか?を探る話になっている点が、若干興を削がれる。また、容疑者特定に至る過程が、ピーターの勘に過ぎない点も弱い。物語だから良いが、実際の事件であれば冤罪もいい所だ。2024/06/11

ムーミンママ

6
膨大な注釈を見ながら読んだので時間がかかった汗 ウィムジィ卿が雇っている女性探偵たちが優秀!!このトリックは見事だわ。。素晴らしかった。2023/02/17

ムチコ

6
詳細な訳註(調べるのどれだけたいへんだっただろう!)、同時代の事件や作品が併記された年表ありがたし。謎解きよりは会話を楽しむ作品。交霊会(オカルト趣味)が批判的に出てきたり「ジーヴスのような言い方はやめてくれ」なんて言い回しがあったり、1930年の探偵小説をとりまく環境がうかがえる。ウィムジィ卿の部下である女性探偵たちのいきいきとした活躍も活写されるが、やはり主人公は男性でなくてはならなかったのは時代の制約か。2022/12/04

nightowl

4
「雲なす証言」の騒がしさで挫折して以来のセイヤーズ長編。こちらは落ち着きの中にある英国特有の皮肉な可笑しさでくすりとする。パーティーでの話題や孤独な女性を懐柔する術など捜査以外の人間関係について書かれた場面が楽しい。数々の引用など教養を感じさせる箇所も多く、ノンミスの文学に挑んでいたらどんなものになっていたかと思う。ジェンダー論を絡めた解説を読むとつくづくミステリは保守的...2023/01/18

よだみな

4
東京創元文庫では『毒を食らわば』。たくさんの訳注や訳者解題を読んで、前に読んだもやっとしたなにかを明確にできてよかった。ジェンダーの観点において、欧米では研究者も大勢いるらしい。改めて読みなおしてよかった。 年譜に世界史における事件と主要文学作品が掲載されているのがよかった。真似したい。2022/10/06

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