内容説明
「あなたの顔をスケッチさせてくださいませんか。お会いした記念に」1970年代、独り家を出てイギリスへ絵を描きに行く画家。生まれ育った東京の記憶を瑞々しく回想する青年。大災害で壊滅した世界を生き抜く二人の男―言語と映像の関係を思考し続けてきた著者が作り出した、20世紀文学の記憶が様々に谺する文学空間。20世紀文学が谺する全五篇。
著者等紹介
近藤耕人[コンドウコウジン]
1933年東京生れ。東京大学英文科卒業。著書に『見ることと語ること』(1988)、『アイルランド幻想紀行』(1999)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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