内容説明
H.D.ソロー、パティニール、芭蕉―孤高なるユートピアンの芸術家たちがこしらえた「庵」の神秘をめぐる随想の書。世界中のすべての隠遁者におくる“仮住まいの哲学”、孤独な散歩者のための“風景”のレッスン。
目次
ソロー
パティニール
芭蕉
著者等紹介
ドゥメ,クリスチャン[ドゥメ,クリスチャン] [Doumet,Christian]
1953年、フランス中央部のマコン市に生まれる。パリ高等師範学校を卒業後(文学博士)、グルノーブル大学とパリ第八大学で教鞭をとった後、2015年以降パリ・ソルボンヌ大学教授。またフランス大学学士院のシニアメンバーや国際哲学コレージュのプログラム・ディレクターを務め、客員教授として米国や日本に滞在した。専門はヴィクトル・セガレンであり、三冊の著書・共著に加え、プレイヤッド版『セガレン著作集』(近刊)を監修する。学術的な仕事の傍ら、1987年から現在に至るまで文筆活動を精力的に行ない、すでに三十冊以上におよぶ作品を発表している
小川美登里[オガワミドリ]
1967年、岐阜県生まれ。カーン大学にて博士号取得。現在、筑波大学人文社会系准教授。専門は現代フランス文学(関心領域は、ジェンダー、音楽、絵画、文学など)
鳥山定嗣[トリヤマテイジ]
1981年、愛知県生まれ。京都大学にと博士号取得。現在、名古屋大学准教授。専門はポール・ヴァレリー
鈴木和彦[スズキカズヒコ]
1986年、静岡県生まれ。パリ・ナンテール大学にて博士号取得。現在、明治学院大学専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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- 和書
- 地元最高! 〈3〉